夏に「冷やし中華パン」を考案して販売した名古屋市天白区のパンのお店が、家で手作りで楽しむことができる新しい商品を開発しました。

 店内においしそうなパンがずらりと並ぶ「ベーカリー・ニコット」。

 この夏は、ありそうでなかった「冷やし中華パン」が注目を集めていました。

 ご主人の鈴木さんは、あのフレンチレストラン「ジョエル・ロブション」でベーカリーを担当。

 冷やし中華パンにも、さりげなくフレンチのテクニックを使っていました。

 この秋も店名通り、食べた人がニコッとなる新商品を考案。それが家で簡単にピザ作りができる「おうちdeピザ」(540円)。生地とソースがセットになっています。

 好きな具をトッピングして焼いて楽しむことができますが、手間がかかる生地だけを買うことできます。

 試しに作ってみました。

 好きな具材を好きなようにトッピングします。

 今回はお店のオーブンをお借りしましたが、家庭用のレンジについているオーブン機能でも焼けるということです。

 焼く前に少し生地をこねすぎてしまったことで、まるでパンのように膨らんでしまいましたが…生地はふっくらしていて、味はおいしくできあがりました。

 また、こね加減を書いた説明書もセットに付いているということです。

「ニコット」では、これまでも店には普段通りお客さんが足を運んでくれていて、あまり新型コロナの影響はなかったそうです。

 鈴木さんは、「コロナ禍の中でも、パンを買って笑顔を見せてもらっているので、こちらもお客さんに喜んでもらえるようなパンをしっかりと作り続けていく使命を全うしていきたい」と話しています。

「おうちdeピザ」は2日前までに予約が必要です。