名古屋市中川区に昭和に創業した和菓子店と、3軒となりに平成に始めたケーキ店があります。ケーキ店では、この2つのお店でコラボした「和なプリン」がイチオシです。
名古屋市中川区の中川運河の東にある「尾頭橋商店街」。12年前にオープンしたケーキ店「290(ニーキュウマル)スイーツ」は、3軒となりにある老舗和菓子店「不朽園(ふきゅうえん)」の次男が営んでいます。

「2(ふ)9(きゅう)0(えん)」とケーキ店の店名も和菓子店からきています。

実家の和菓子店とのコラボ商品「栗のあんこプリン」(380円)。

栗と渋皮の栗、そしてサツマイモなど秋の味覚がタップリと盛られています。

タマゴと牛乳や生クリームに「こしあん」を加えたプリンです。重いあんこが下に沈み、きれいな2層になっています。

和を感じることができる滑らかなプリンです。
「290スイーツ」と「不朽園」は外からみると、別々の建物のように見えますが、バックヤードでは繋がっています。

バックヤードの先は和菓子の工場になっていて、和菓子が作られています。

「不朽園」は、昭和2年創業の老舗和菓子店。

創業以来の名物「不朽最中」。

そして、「もなか屋の小倉トースト」。

「もなか屋の小倉トースト」は、小倉トーストをパンではなく、バターを塗りこんだもなかの皮ではさんだ和菓子で、デパートやキヨスクでも販売される名古屋名物です。