子どもたちが楽しそうに遊んでいるのは、コロナ禍で注目されている遊具。その理由は家の中でも邪魔にならず安心して子供を遊ばせることができるからですが、それを可能にしたのが段ボールです。

 子どもたちが大好きな滑り台にシーソー。よく見ると、すべて段ボールで作られています。

 この段ボール遊具、新型コロナが心配な今注目を集めています。

男性:
「孫が(すべり台)欲しいというので見に来た」

女性:
「公園とか行かなくても、家でこれだけ遊べたらいいですよね」

 注目されるわけは、家でも遊ぶことが出来るから。販売しているのは愛知県半田市の「トミタパックス」です。

トミタパックスの冨田社長:
「これから寒くなるので、インフルなども心配ですので、おうちの中で退屈してしまってストレスがたまらないように、遊具で遊んでいただけるといいと思います」

 メイン商品は、自動車部品などを梱包する段ボール。

 今年4月、雨の日でも子どもたちが家でも思いっきり遊べるようにと販売をスタートしましたが、その後、新型コロナの影響で注目され始めました。

 通信販売などで買うことができて、パーツに分けた状態で家に届けられます。

 作り方は簡単で、ダンボールハウスの完成までにかかる時間は20分ほど。

 はめ込み式のパーツを組むだけでテープや接着剤は不要。使ったらバラバラにして片付けることもできます。

冨田社長:
「大きい大人が乗っても全然平気なので、一緒に遊んでいただけたらと思います。(Q.何キロまで耐えられる?)100キロくらいまでは」

 遊具の種類はすべり台やシーソーなど全部で15種類、値段は5000円から1万6000円ほどです。

冨田社長:
「普通の段ボールですから、思いっきり遊んで用が無くなったら、リサイクルをしていただくのがいいかなと思います」

 この段ボール遊具は、「トミタパックス」のHPから買うことができます。