三重県熊野市は、獣害にあわない作物を育てようと、9年前から「唐辛子」の栽培に力をいれています。「熊野唐辛子」のブランドで、唐辛子そのものだけでなく、加工品も製造しています。

 熊野市の海岸線を西に進み、住宅街の畑で見つけたのは、真っ赤な実の唐辛子。

 今、熊野市では特産品として唐辛子をPRしていますが、きっかけは農家が悩む「獣害」だったといいます。

 農家がイノシシなどの被害にあっていたことから、9年前、市が被害の出にくい「唐辛子」の栽培を推奨。

 温暖な気候も栽培に向いていたことから、「熊野唐辛子」というブランドで売り出しました。

 加工品も作っていて、一味唐辛子やソース、ドレッシングを道の駅などで販売しています。

 生で食べさせていただきましたが、辛味だけでなく旨味も詰まった唐辛子です。

 体の中からポカポカしたい方は食べてみてください。