愛知県の月別の死亡者数は、第1波、第2波に比べて第3波が突出して多くなっています。

 12月に入ってから発表された死者数は66人で、すでに8月の30人の倍以上。

 その理由について、感染症が専門の愛知県がんセンター病院伊東先生に伺ったところ、「感染者が増え、それに比例して高齢者の割合も増えた」ということと、「気温が低く、空気も乾燥している」というウイルスが活性化しやすいことが挙げられるとのことです。

 伊東先生は「帰省を控えて同居する家族以外との接触は避け、若い世代から高齢者への感染拡大を防いでほしい」と話しています。

 年末年始に症状が出た場合は、年末年始の相談窓口へ。

 愛知県は専用の受診・相談センターで24時間電話対応しています。県の保健所以外でも各地域ごとの相談先電話番号があります。

 また、愛知県医師会も救急医療情報センターで、24時間体制で相談を受け付けます。

 医療危機事態宣言を出した岐阜県の窓口は、年末年始一つの電話番号に集約。12月29日から1月3日までは24時間相談を受けます。

 三重県は各地の保健所が相談を受け付けます。わからない場合は朝9時から夜の9時まではこちらの番号で、また夜9時から翌朝9時までは救急医療情報センターの番号で受けつけます。