岐阜県岐南町に、参道をJRの線路が横切るような形の、少し変わった神社があります。

 岐南町みやまちの住宅街にある「八剣(やつるぎ)神社」。立派な鳥居をくぐると、両脇には灯篭がずらりと並んでいますが…。

 進んだ先は参道が途切れていて、道路とJRの線路が横切っています。

 神社の本殿は、実は線路を挟んだ反対側に…。近くの踏切を渡り、ぐるっと回ると、そこに参道の続きがありました。

 明治時代、東海道本線の開通に伴い、八剣神社が参道の一部を国に譲渡。

 そのため、線路が参道を横切る形になったそうです。

 全国でも珍しい光景が、岐南町にありました。