東海3県の飲食店に対する営業時間の短縮要請。岐阜県は12日から酒類を提供する飲食店に独自に時短要請を出していましたが、国の緊急事態宣言を受け、16日から全ての飲食店を対象とします。

 愛知県は18日から、全ての飲食店に対して午後8時までの時短を要請し、愛知・岐阜ともに協力金は1日あたり6万円となります。

 そして14日朝、三重県は「県独自の警戒宣言」を出しましたが、その対策に時短営業を盛り込みました。スタートは18日から。時間は愛知・岐阜より1時間遅い午後9時までで、対象は「酒類を提供する飲食店など」です。

 対象は県北部で愛知県に近く、県をまたぐ人の行き来が多い桑名市・四日市市・鈴鹿市のエリアに限定します。

 また、移動の自粛について、三重県は「県外への不要不急の移動自粛」を呼び掛けていて、県外の人にも生活に必要な場合を除き、緊急事態宣言が出ているエリアなど県外から三重県に来ることも極力避けてほしいとしています。

 中部や関西、周辺の府県で感染が拡大する中、県内の感染を抑え込もうという狙いです。