今年は立春が2月3日で、それに伴って節分も一日早くなり2日です。124年ぶりの出来事というのもさることながら、コロナ禍の中で迎える節分も異例のことです。

 節分の行事に影響が出ています。毎年盛大に行われる大須観音の節分会では、2日ではなく例年通り3日に予定されていますが、豆まきはするものの豆拾いは禁止されます。恒例の宝船行列は中止です。

 大須観音に限らず、名古屋城を中心とした尾張四観音でも豆まきの中止が決まっています。

 甚目寺観音では厄除け祈願は行いますが、豆まきは中止。

 荒子観音の節分会は祈祷式を中止にします。荒子観音ではご祈祷の後にあわせて豆まきを行っていますので、こちらも行われません。

 龍泉寺観音では、1日夜の前夜祭と2日の大祭も含めたご祈祷は行いますが、豆まきは中止します。

 そして、今年恵方にあたる笠寺観音は、1日夜の前夜祭豆まき・節分のご祈祷は全て中止しました。期間外の祈祷は受け付け、感染対策をとって行うとしています。