去年10月に同僚女性の自宅に侵入したとして、26歳の会社員の男が4月に逮捕されました。

 一人暮らしの27歳の女性が自宅にいたところ、カギをかけていたはずの玄関のドアが開いたことに気付き、警察に相談。その後、洗面所でカメラが見つかり、そこに26歳の同僚の男が映りこんでいたため逮捕に至りました。

 男は何らかの手段で合鍵を作って侵入したとみられていて、「可愛いと思い、盗撮がしたくて家に入った」と供述しましたが、警備会社のセコムによると、在宅中に忍び込んで金品を盗むといった「居空き(いあき)」は多いといいます。

 侵入する手段として無施錠の家を狙ったものが6割あり、玄関だけでなくトイレの窓や2階の窓など、入りにくそうな場所を標的にされることがあるそうです。

 犯人と鉢合わせてしまうと、体力的に弱い立場の高齢者や女性などは特に危険です。セコムは、在宅中でも油断せずにカギをかけること、またコンビニやゴミ出しなどのちょっとした外出時も、必ずカギをかける習慣をつけてほしいと呼びかけています。