愛知県刈谷市の住宅街に突如現れる「お城」のような建物。大工の男性が「寺は建てたことはあるが城は建てたことがない」として10年かけて建てた「自宅」でした。

 愛知県刈谷市の名鉄・小垣江駅近くの住宅街でひときわ目立つ「お城のような建物」。木造の天守のような建物の屋根には、シャチホコまで乗っています。

 この建物の「城主」は、大工の山口敏尚さん(79)。このお城のような建物は、山口さん自らが40年前、10年かけて建てた自宅です。

 天守に上がって眺めた景色は、まるで大名気分。国宝・犬山城を模して作ったといいます。

 この自宅を建てた理由について山口さんは「お寺は建てたことがあるが、お城は注文が無く建てたことがなく、1回作りたかったので、自分の家で作った」と話します。

 住宅街に突如現れるお城。刈谷の自慢の風景です。