岐阜県大垣市の名物で夏の風物詩「水まんじゅう」を、自宅で簡単に作ることができるキットが期間・数量限定での販売が始まりました。

 蒸し暑い日にうれしい、ぷるぷると見た目にも涼やかな「水まんじゅう」。地下水が豊かな大垣市の夏の風物詩です。

 その水まんじゅうを自宅で作ることができるキットがあります。手掛けたのは、江戸時代から続く老舗和菓子店、「つちや」です。

御菓子つちやの担当者:
「コロナ禍でおうちで過ごす時間が多くなり、ご家庭で手軽に楽しんでいただけるもので、作る楽しみ、食べる楽しみ、どちらも味わっていただきたいと思って考えました。失敗しないキットになります」


 キットの中身は、水まんじゅうの粉に、こしあん、このキット特製のいちごあん、成型するための容器、それにペットボトルに入った大垣の自噴水です。

 まず、あんこを5等分にして丸めて下ごしらえを終えたら、砂糖と水まんじゅうの粉をよく混ぜます。鍋に水を入れて混ぜた粉を少しずつ加え、水と粉がよく混ざったら火にかけます。

 3分後、ふつふつとしてきたところで、底が焦げ付かないように木べらで7分混ぜ続けると、透明なのり状に。付属の容器に流し込んで最初に丸めた餡をいれたら、冷蔵庫で約2時間冷やし固めて完成です。

御菓子つちやの担当者:
「(1つのキットで)10個作ることができるので、1人2つ3つは食べていただけるかと思います。お子さまとお父さん、お母さんで楽しんで作っていただければと思います」

 水まんじゅうキットは、8月末まで期間・数量限定して販売され、つちやの店頭やHPで買うことができます。