新型コロナワクチンの職域接種は21日、愛知県では名鉄や東邦ガスなどでスタートしました。この後も6月中にパロマや中部電力などが続きます。

 この職域接種は、企業側は会場だけでなく、接種する医療従事者や1000人以上という規模の確保が必要です。パロマでは、地元の医療系の短期大学と合同で行うことで、医療従事者を確保しています。

 パロマ同様、大名古屋ビルヂングではテナントなどと合同で、東海市では市と大学、中小企業による産学官が連携して実施する計画です。

 岐阜県では、多治見市に本社を置くバローが7月17日から接種を開始します。また三重大学は、現在土日は津市と鈴鹿市の市民を対象とした大規模接種の会場となっていますが、学生や教職員などへの職域接種はこれと並行して「平日」に実施する予定です。

 21日は、神宮球場でのヤクルトとの3連戦を20日に終えた中日ドラゴンズの与田監督が、名古屋へ移動する前に中日新聞の東京本社で接種しました。

 与田監督のほか、コーチや一部の選手ら60人が接種を受けたということです。

※与田監督の接種画像は中日新聞提供