オンブズ東海
活動報告
「オンブズ東海」第9回委員会 概要
- <日 時>
- 2014年3月4日(火) 午後3時00分~午後4時20分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 神尾隆委員長 河村雅隆委員 橋本修三委員 内田優社長 春田亮介取締役
委員会では、12月に開催した「放送倫理研修会」、2月に開催した「第2回コンプライアンス責任者会議」や番組やイベントについての視聴者等からの意見・苦情への対応、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
コンプライアンス責任者会議について
- コンプライアンスや放送倫理に関する議論の場として、また「オンブズ東海」と東海テレビとのパイプ役として10月に発足した「コンプライアンス責任者会議」の第2回委員会を12月に開催
- 4月にスタートする昼の帯ドラマのチェック体制、各部署の懸案事項、ヒヤリ・ハット事例などを共有
以上の内容について報告しました。
再生の取り組み
- 12月に放送倫理研修会を実施
- 11月に実施した情報セキュリティ及び個人情報保護に関する内部監査の結果概要
- コンプライアンスや放送倫理について啓発を図るための定期的な社内報の内容、など
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 2月に当社制作音楽番組が岩手県で無料ライブを開催し、その模様を岩手でも放送
- ニュースや情報番組で東北関連の内容を扱うなど、放送を通じた東北支援の取り組み
- 社内食堂での岩手県産米使用の継続
以上の内容について報告しました。
視聴者等からの意見や苦情、その対応
- 12月~2月に視聴者等からいただいた番組やイベントに対する電話やメールの件数
- 10月28日~12月27日に放送した帯ドラマについて視聴者から寄せられた意見、など2件
以上の内容について報告しました。
BPOの動きについて
バラエティ番組で対決内容偽造が判明した事案が放送倫理検証委員会で審議入りなど、5事案について紹介しました。
また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。
委員からの主な意見
- 「コンプライアンス責任者会議」では、業務の都合で出席できないメンバーにも会議の中身がしっかり伝わる形で運営して欲しい
- ロケ中にトラブルが起こった場合は、誠意をもって丁寧に対応していって欲しい
- ヒヤリ・ハット報告の事案は、ことによっては大きな問題となる。こうした自社のヒヤリ・ハットを毎月発行している社内報などを通じて全社で共有して欲しい
- 報道や制作など実際の現場経験がある講師を迎えて、具体的な事案を考える研修会を開いてはどうか