オンブズ東海
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活動報告

「オンブズ東海」第14回委員会 概要

<日 時>
2015年6月2日(火) 午後3時00分~午後3時40分
<場 所>
東海テレビ本社
<出席者>
神尾隆委員長 河村雅隆委員 橋本修三委員 内田優社長 春田亮介取締役

委員会では、今年7月~8月に開催する「放送倫理を考える日」関連の行事予定、3月に開催した「第4回放送人研修会」、5月に開催した「第7回コンプライアンス責任者会議」や視聴者等からの意見・苦情への対応、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。

会社側からの主な報告

「放送倫理を考える日」関連の行事予定について

  • 7月を「放送倫理を考える月間」とし、各部局で勉強会を実施し、放送倫理について改めて考える機会とする
  • 8月に「放送倫理を考える全社集会」を開催する など

以上の内容について報告しました。

「第7回コンプライアンス責任者会議」について

  • マイナンバー制度への対応 など

以上の内容について報告しました。

再生の取り組み

  • 3月に「第4回放送人研修会」を開催
  • 4月に東海テレビとグループ会社の新人研修を開催
  • コンプライアンスや放送倫理について啓発を図るための定期的な社内報の発行、など

以上の内容について報告しました。

岩手を中心とした東北支援

  • ニュースや情報番組などで、「東日本大震災から4年」をテーマに特集を放送し、犠牲者追悼式の様子、東海地方の避難者への密着、復興の様子、東北の物産や観光名所などを紹介

以上の内容について報告しました。

視聴者等からの意見や苦情、その対応

  • 2月~5月に視聴者等から寄せられた番組やイベントに対する電話やメールの件数
  • ドキュメンタリー「ヤクザと憲法」に対する視聴者の意見 など

以上の内容について報告しました。

BPOの動きについて

  • “全聾の作曲家”佐村河内守氏を取り上げた5局7番組に対して、放送倫理検証委員会が「放送倫理違反とまではいえない」と見解 など6事案

以上の内容について紹介しました。

また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。

委員からの主な意見

  • 倫理研修を非常に重要なことと位置付けて定期的に研修を行い、受講しなければ懲戒の対象としている企業もある。コンプライアンス研修は定期的に実施して、様々な問題の再発防止に努めて欲しい。
  • 新人研修を会社ごとに行っているが、東海テレビグループ各社が一体となって合同で行えば、最初からコミュニケーションが図れ、グループ全体の一体感、活性化も期待でき、リスクの軽減につながるのではないか。