オンブズ東海
活動報告
「オンブズ東海」第15回委員会 概要
- <日 時>
- 2015年9月1日(火) 午後3時00分~午後4時10分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 神尾隆委員長 河村雅隆委員 橋本修三委員 内田優社長 春田亮介取締役
委員会では、今年7月~8月に開催した「放送倫理を考える日」関連の行事、8月に開催した「第8回コンプライアンス責任者会議」や視聴者等からの意見・苦情への対応、地域貢献の取り組み、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
「放送倫理を考える日」関連の行事予定について
- 7月に「放送倫理を考える月間」として、各部局で放送倫理に関する勉強会やミーティングを実施
- 8月4日に「放送倫理を考える全社集会」を開催。従業員、グループ会社、協力会社スタッフ等330人が参加し、各部署報告と放送人研修会を行った
- 8月4日に「東海テレビ この1年の取り組み2015」を弊社ホームページにて公開
以上の内容について報告しました。
「第8回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部署からのヒヤリ・ハット案件 など
以上の内容について報告しました。
再生の取り組み
- 地域貢献活動として、当社従業員による中学校や大学院での出張授業や講演、新聞記者とのトークショー、社内見学を行った
- コンプライアンスや放送倫理について啓発を図るための定期的な社内報の発行、など
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 昨年に引き続き、8月に内田社長が岩手の県庁、JAを訪問し、東海テレビのこの1年の取り組みをご説明した
- ニュースで、東北と名古屋の交流イベントや震災に関するイベントを紹介
以上の内容について報告しました。
視聴者等からの意見や苦情、その対応
- 5月~8月に視聴者等から寄せられた番組やイベントに対する電話やメールの件数、意見
以上の内容について報告しました。
BPOの動きについて
“STAP細胞”に関する報道に対する申し立てについて、放送人権委員会が審理入りを決定、など5事案
以上の内容について紹介しました。
また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。
委員からの主な意見
- 年に一度「放送倫理を考える全社集会」を開き、300人以上が共有する時間を持つことは非常に意義がある。当事者意識を保つためにもこうした集まりをずっと続けていくべき
- 各部署のヒヤリ・ハット事案は、「放送倫理を考える全社集会」などの場でも報告して、できるだけ多くの人に身近に感じて参考にしてもらうことも必要ではないか
- 取材を許可してもらえない場合の対処は難しい問題だが、取材方法を社会がどういう目で見ているかをよく考えることも必要だと思う