オンブズ東海
活動報告
「オンブズ東海」第17回委員会 概要
- <日 時>
- 2016年3月14日(月) 午後3時25分~午後4時50分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 神尾隆委員長 橋本修三委員 東珠実委員(新任) 内田優社長 春田亮介取締役
委員会では2月に開催した「平成27年度下期放送人研修会」や3月に開催した「第10回コンプライアンス責任者会議」、「東海テレビ放送基準」の改正、視聴者等からの意見・苦情への対応、CSRの取り組み、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
「平成27年度下期放送人研修会」について
- 2月にフジテレビの社員2名を講師に迎え、これまでの体験や事例をもとに番組制作におけるコンプライアンスやBPO対応をテーマに開催した。従業員、グループ会社スタッフなど281人が参加。
- 参加者のアンケート結果では「具体的事例が多くて分かり易く参考になった」等の感想が多かった。
以上の内容について報告しました。
「東海テレビ放送基準」の改正について
- 日本民間放送連盟の放送基準改正に合わせて、プライムタイムのCM時間量を定めた「東海テレビ放送基準」146条を改正し、3月1日に施行した。
以上の内容について報告しました。
「第10回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部署からのミス、ヒヤリハット案件など
以上の内容について報告しました。
「下請法研修会」について
- 下請法運用に関する社内周知のため、昨年12月に8回、従業員対象に研修会を開催、また今年1月~3月にかけてグループ会社対象に5回研修会を開催中。
以上の内容について報告しました。
CSRの取り組み
- 社会貢献の取り組みとして、昨年12月から2月までに出張授業や社内見学、音読講座、出前授業などを行った。
- 来年度の取り組みの予定
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 震災から5年を迎える3月11日を中心に、被災地支援の現状や避難者・支援者の姿を紹介する報道特別番組や、情報番組やニュースなどで震災復興企画を放送した。
以上の内容について紹介しました。
視聴者等からの意見や苦情、その対応
- 昨年12月~3月に視聴者等から寄せられた番組やイベントに対する電話やメールの件数、意見。
以上の内容について紹介しました。
BPOの動きについて
- 放送人権委員会が「人権侵害に当たる」と勧告した事案など、4事案。
以上の内容について紹介しました。
また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。
委員からの主な意見
- 「放送人研修会」は実務に根差した話で分かり易く参考になる事例が多かった。こうした研修を何度もやって欲しい。
- 研修で色々な事例を聞いていると、時間が無い中で様々な作業をするうちにどうしても事故が起こってしまうことがわかる。組織としてチェックできる体制作りが重要だ。
- プレゼント応募などでは視聴者から大切な情報が寄せられる。取り扱いには十分注意して、複数人、複数回のチェックを欠かさず行って欲しい。
- ミスは現場で起こるものなので、コンプライアンス責任者会議等で報告される様々なヒヤリハット事案は、現場に持ち帰って全員に周知し注意喚起して欲しい。
- 多くの人に被災地の状況を伝えることは大切。こうした特別番組や震災復興企画などを放送することで、映像で伝え続けていって欲しい。 など