オンブズ東海
活動報告
「オンブズ東海」第19回委員会 概要
- <日 時>
- 2016年9月12日(月) 午後4時10分~午後5時10分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 神尾隆委員長 橋本修三委員 東珠実委員 内田優社長 春田亮介取締役
委員会では今年7月~8月に開催した「放送倫理を考える日」関連行事の内容、6月に行った「再生の取り組みについてのアンケート」の結果概要や7月に開催した「第10回コンプライアンス委員会」、9月に開催した「第12回コンプライアンス責任者会議」、最近の社会貢献活動の取り組み、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
今年の「放送倫理を考える日」関連の行事について
- 7月を「放送倫理を考える月間」として各部署で勉強会などを開催した
- 7月15日に、番組制作に携わる従業員・社外スタッフを対象に、法律的観点から番組制作について考える「放送人研修会」を開催し、135人が参加した
- 8月4日に「放送倫理を考える全社集会」を開催。従業員、グループ会社、協力会社スタッフ等372人が参加し、各部局が取り組みを報告した
- 8月4日に報告書「東海テレビこの1年の取り組み2016」を弊社ホームページにて公開した
以上の内容について報告しました。
「再生の取り組みについてのアンケート」について
- 今年6月に3年ぶりに、従業員、グループ会社・協力会社スタッフを対象に意識調査を行い、446件の回答を得た
- アンケート結果の概要
以上の内容について報告しました。
「第10回コンプライアンス委員会」について
- 「再生の取り組みについてのアンケート」結果を考察
以上の内容について報告しました。
「第12回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部署からのヒヤリハット案件など
以上の内容について報告しました。
社会貢献活動の取り組みについて
- 今年6月から9月までに行った社内見学や新聞音読講座、今後の出張授業や食育イベントなどの予定など
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 昨年に引き続き、7月に内田社長が岩手の県庁、JAを訪問し、東海テレビのこの1年間の取り組みを報告するとともに、今後も支援を継続していくことを説明した
- 「平成28年台風10号」で大きな被害を受けた岩手県の被災者への義援金受付を開始
- 6月以降の東北支援に関するニュースや情報番組の内容と件数
以上の内容について報告しました。
BPOの動きについて
- 放送人権委員会が「人権侵害には当たらないが放送倫理上重大な問題あり」と勧告を出した事案など、3事案。
以上の内容について紹介しました。
また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。
委員からの主な意見
- 「継続は力なり」で、1年に1度「放送倫理を考える全社集会」の場を設けることは大事である。形骸化、マンネリ化しないよう工夫をしながら今後も続けていくべき。
- 今年の全社集会でオンブズ東海の委員長が挨拶し、各委員を紹介する機会を設けていただいたことは意義があった。皆さんに委員のことを知ってもらい、オンブズ東海の役割を少しでも認識していただければと思う。
- 「再生の取り組みについてのアンケート」では、内部通報制度について利用をためらう意見が多かった。問題を内在化せず、透明性がある開かれた会社であるために内部通報制度の果たす役割は大きい。いざというときに利用しやすいような工夫をしてはどうか。また、「待っている」姿勢では情報もなかなか来ないので、色々な声を吸い上げるためにアンケートをとるなど、こちらから「投げかける」ことも必要。
- 東北にはまだまだ復興の進んでいない箇所もあるので、そういう状態を番組で今後も紹介し続けて、全体の復興が早く進むよう支援を呼びかけて欲しい。
