オンブズ東海
活動報告
「オンブズ東海」第23回委員会 概要
- <日 時>
- 2017年9月11日(月) 午後4時00分~午後5時10分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 神尾隆委員長 橋本修三委員 東珠実委員 春田亮介常務取締役
委員会では今年7月~8月に開催した「放送倫理を考える日」関連行事の内容、9月に開催した「第12回コンプライアンス委員会」、「第16回コンプライアンス責任者会議」、最近の社会貢献活動の取り組み、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
今年の「放送倫理を考える日」関連の行事について
- 7月を「放送倫理を考える月間」として各部署で勉強会などを開催した
- 7月20日に、従業員・社外スタッフを対象に、番組制作における様々なトラブル事例から放送倫理について考える「放送人研修会」を開催し、286人が参加した
- 8月4日に「放送倫理を考える全社集会」を開催。従業員、グループ会社、協力会社スタッフ等377人が参加した。各部局の取り組み報告に加え、今年は若手社員やグループ会社従業員もメッセージや取り組みを発表した
- 上記集会の感想についてのアンケート結果
- 8月4日に報告書「東海テレビこの1年の取り組み2017」を弊社ホームページにて公開した
以上の内容について報告しました。
「第12回コンプライアンス委員会」について
- 個人情報保護規程の改定にあたり、改めて個人情報保護法改正のポイントの確認と新規程運用上の留意点について注意喚起
以上の内容について報告しました。
「第16回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部署からのミス、ヒヤリ・ハット案件や、USBメールの取り扱い、悪天候下での取材についての注意喚起など
以上の内容について報告しました。
社会貢献活動の取り組みについて
- メディアリテラシー事業として7月と8月に愛知・岐阜・三重の中学生を対象に「夏休み!みんなのテレビスクール」を開催し、生放送の見学やカメラマン、アナウンサーの仕事体験、中学生による番組審議会などを通じてテレビ局について学んで貰った
- 今年6月から8月までに行った社内見学や出張授業、新聞音読講座など
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 昨年に引き続き、7月末から8月にかけて内田社長が岩手の県庁、JAを訪問し、東海テレビのこの1年間の取り組みを報告するとともに、今後も支援を継続していくことを説明した
- 6月以降の東北支援に関するニュースや情報番組の内容と件数
以上の内容について報告しました。
BPOの動きについて
- 放送人権委員会で審理結果が出された2事案
以上の内容について紹介しました。
また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。
委員からの主な意見
- 8月4日の全社集会は有意義で盛り上がっていると感じた。今後も続けていただきたい。
- 全社集会についてのアンケート結果に、「各部報告では放送倫理とヒヤリ・ハットが混在していたので分けるべき」という意見があったが同感だ。放送倫理とはいったい何なのかについて語ることが「放送倫理を考える日」としてはふさわしいのではないか。
- 集会が形骸化、マンネリ化しないよう、その年ごとに「今年はこれを伝えたい」というテーマがあっても良いと思う。
- コンプライアンス責任者会議で報告されるミスやヒヤリ・ハット事案は、それぞれきちんと処理できてはいるが、原因をきちんと究明して再発防止に努めることが大切だ。
- 中学生による番組審議会は、非常にいいアイディア。いま若者のテレビ離れが進む中、彼らの意見を番組に反映させていただきたい。
