オンブズ東海
活動報告
「オンブズ東海」第24回委員会 概要
- <日 時>
- 2017年12月11日(月) 午後4時00分~午後4時50分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 神尾隆委員長 橋本修三委員 東珠実委員 内田優社長 春田亮介常務取締役
委員会では今年12月に発行された「民放連放送基準解説書」補正版のポイント、12月に開催した「第17回コンプライアンス責任者会議」、最近の社会貢献活動の取り組み、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
民放連の「放送基準解説書」の補正版発行について
- 昨今「ステルスマーケティング広告」が問題化したことを受けて、民放連では今年5月から「番組内で商品・サービスなどを取り扱う場合の考査上の留意事項」の運用を開始、12月に発行の「民放連放送基準解説書」の補正版に盛り込むこととなった。
以上の内容について報告しました。
「第17回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部署からのミス、ヒヤリ・ハット案件や、11月に実施した個人情報・情報セキュリティに関する内部監査の結果概要、社会貢献活動、BPO案件などについて各部署の所属長が情報共有した。
以上の内容について報告しました。
社会貢献活動の取り組みについて
- 9月から12月までに実施した社内見学や出張授業、新聞音読講座など
- 名古屋市主催の親子のための読み聞かせイベントに運営協力
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 10月に開催した「東海テレビ感謝祭2017」で、今年も東北物産コーナーを設置
- 岩手県産米「ひとめぼれ」の新米の社内販売を今年も実施
- 9月以降の東北支援に関するニュースや情報番組の内容と件数
以上の内容について報告しました。
BPOの動きについて
- 放送倫理検証委員会で審議結果が出された事案、審議入りした事案など
以上の内容について紹介しました。
また、以上の報告内容について、委員から当社の放送倫理違反や人権侵害等の指摘はありませんでした。
委員からの主な意見
- この地方には被災地から避難してきた人が大勢いるが、復興が進んでいないためほとんどの人が戻れずにいる。東北支援では、物品購入やイベント告知と合わせて、こうした現状を人々に伝え、関心を持ってもらう番組作りや働きかけも行ってほしい。
- BPO事案では、最近は確認不十分によるミスが特に増えている。十分気をつけて番組制作していただきたい。
- 番組を作るのは人であるから、会社は番組を作る「人づくり」を継続的に行なうべき。『番組づくりは人づくり』そして『継続は力なり』を踏まえて取り組んでいただきたい。