オンブズ東海
「オンブズ東海」は、第三者の視点から東海テレビの放送やイベント等に対し広く論評し、監視することで、放送倫理の向上、視聴者の皆さまとの信頼関係の構築に寄与することを目的に設置しました。
【オンブズ東海委員(敬称略)】
- 委員長 坂井 克彦
- (株)中日新聞社 相談役
- 委 員 橋本 修三
- 橋本法律事務所 弁護士
- 委 員 東 珠実
- 椙山女学園大学現代マネジメント学部 教授
【オンブズ東海の主な活動】
- 人権侵害の有無、東海テレビの放送やイベント等に対する論評や点検
- 制作者が自らの良心に従って番組を制作することの担保
- 視聴者や制作スタッフ、広告主などへのアンケート調査
活動報告
「オンブズ東海」第32回委員会 概要
- <日 時>
- 2019年12月9日(月) 午後4時30分~午後5時30分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 坂井克彦委員長 橋本修三委員 東珠実委員 小島浩資社長 春田亮介専務取締役
委員会では今年11月に開催した「第25回コンプライアンス責任者会議」、最近の社会貢献活動の取り組み、岩手を中心とした東北支援の取り組み、BPOの動きなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
「第25回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部署からのミス、ヒヤリ・ハット案件
- 12月の「職場のハラスメント撲滅月間」の周知と注意喚起
- 今年度の業務リスク調査の実施概要など
以上の内容について報告しました。
社会貢献活動の取り組みについて
- 今年9月から11月までに行った社内見学や出張授業や新聞音読講座、フジテレビの食育イベントや名古屋市教育委員会等主催の絵本読み聞かせイベントへの運営協力、産学共同での社会貢献を目的に、愛知教育大学と連携協定の締結
以上の内容について報告しました。
岩手を中心とした東北支援
- 10月に開催した「東海テレビふるさとイッチー祭」で、東北物産コーナーを設置
- 岩手県産米「ひとめぼれ」「銀河のしずく」の新米の社内販売を今年も実施、当社食堂での岩手産米の消費状況
- 9月以降の東北支援に関するニュースや情報番組の内容と件数
以上の内容について報告しました。
BPOの動きについて
- 放送人権委員会で審理結果が出された事案、放送倫理検証委員会で審議結果が出された事案、審理入り、審議入りした事案
以上の内容について報告しました。
委員からの主な意見
- 業務に関する情報は、取り扱いのルールをきちんと定めて管理を徹底してほしい。
- 12月は「職場のハラスメント撲滅月間」であり、来年はパワハラ防止法も施行される。ハラスメントに該当する様々な事例を紹介するなど、充実した研修を継続的に行い繰り返し注意喚起することが非常に大事。
- 色々な社会貢献の取り組みを行っているのは良いことである。視聴者により身近に感じてもらうためにも、こうした活動をもっと放送で紹介してはどうか。
- テレビ局で生放送を見学するのは、生徒・児童にとって新鮮な驚きや感銘があると思う。彼らの感想をホームページで紹介するなどすれば、より放送に興味を持ってもらえるのではないか。
- 若い世代に、テレビに親しみを感じる経験をしてもらうことは意味がある。地道に社会貢献の取り組みを続けていただきたい。
第33回委員会は2020年3月に開催を予定しています。