オンブズ東海
「オンブズ東海」は、第三者の視点から東海テレビの放送やイベント等に対し広く論評し、監視することで、放送倫理の向上、視聴者の皆さまとの信頼関係の構築に寄与することを目的に設置しました。
【オンブズ東海委員(敬称略)】
- 委員長 橋本 修三
- 橋本法律事務所 弁護士
- 委 員 東 珠実
- 椙山女学園大学現代マネジメント学部 教授
- 委 員 臼田 信行
- (株)中日新聞社 常務取締役
【オンブズ東海の主な活動】
- 人権侵害の有無、東海テレビの放送やイベント等に対する論評や点検
- 制作者が自らの良心に従って番組を制作することの担保
- 視聴者や制作スタッフ、広告主などへのアンケート調査
活動報告
「オンブズ東海」第45回委員会 概要
- <日 時>
- 2023年3月13日(月) 午後3時00分~午後4時15分
- <場 所>
- 東海テレビ本社
- <出席者>
- 橋本修三委員長 東珠実委員 臼田信行委員 小島浩資社長 祖父江茂樹常務
委員会では、2月開催の「コンプライアンス責任者会議」、「2022年度第2回放送人研修会」の開催案内、新型コロナウイルス感染症対策、CSR・SDGsの取り組み、東北支援の取り組みなどについて会社側から報告し、委員との意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
2月の「第38回コンプライアンス責任者会議」について
- 各部からパソコンの運用やインボイス制度などの報告。
- コンプライアンス推進部から個人情報・情報セキュリティに関する内部監査などの報告。
「2022年度第2回放送人研修会」について
- 「私たち東海テレビが実践するSDGs」をテーマに、オンブズ東海委員で(一社)中部SDGs推進センター理事でもある東珠実委員を講師に、従業員5名とのパネルディスカッション形式で3月23日(木)に実施予定。
新型コロナウイルス感染症対策(続報)について
- 政府が3月13日以降の「マスクの着用」を個人判断としたことを受けた当社の対応について報告。
CSR・SDGsの取り組みについて
- 11月下旬以降の活動内容と、「CSRは企業の心意気」というキーワードを意識して取り組んでいることを報告。
東北支援の取り組みについて
- 3月7日放送の「スイッチ!」で高井アナウンサーが福島県を訪問する企画を放送。
委員からの主な意見
委員からは以下の意見が出されました。
- 「インボイス制度」導入に伴い、ルールに従ってしっかり対応してほしい。
- 情報セキュリティの内部監査の事前調査として、PCの運用ルールの理解度をチェックしたことは意味があると思う。「ルールは理解しているが、実践できていない」ことがないようしっかり啓蒙してほしい。
- 万一PCの紛失などの事案が起きた際に、事故に至らないように対応できるシステムの検討も大切なのではないか。また、業務で個人情報を取り扱っている怖さを知っておくべき。
- 実際にはSDGsに取り組んでいても気が付いていない人も多い。研修会がSDGsの気づきの場になればいいと思う。
- マスク着用の判断について慎重に対応するのは大切だが、今後、マスクは着用しない方向に向かうと思うので、新しいライフスタイルの提案という観点でも柔軟に運用してほしい。
- SDGs活動に非常に熱心に取り組んでいる。「これまでに実施してきた活動にCSRやSDGsの色合いを添えることを意識する」のは非常に大切。
- 「CSRは企業の心意気」はいい言葉だと思う。
- 「スイッチ!」の企画には、東海テレビとしての社会的な使命が感じられた。
第46回委員会は2023年6月に開催を予定しています。