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東海テレビ・フジテレビ系全国ネット

トピックス

2024.1.26

「毎回泣かされる」と反響続々の「おっパン」!
繊細な引きこもりの高校生・翔を演じる城桧吏インタビュー!
デビュー作以来“40年ぶり”の共演!
松下由樹 & 富田靖子 スペシャル対談・パートⅡ!
腐女子・萌役の大原梓に刺さった「いちばん好き」なセリフとは!?

家族からも嫌がられる古い価値観を持ったカタブツの「おっさん」=沖田誠(原田泰造)が、ゲイの青年・
五十嵐大地(中島颯太[FANTASTICS])との出会いによって、これまでの『自分の常識』をどんどんアップデートしていく土ドラ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」。20日に放送された第3話も放送中からSNS上で様々な好意的な意見で溢れた。

「今期、1番好きなドラマになると思う。刺さる沁みるありがたい最高。」
「毎回おっパン泣かされる。パパがんばれ。大地くんのこの性格も過去の事があるからなのかなとか考えるとみんな応援したくなる」
「大地くんの言葉が刺さりすぎて涙出てきた」
「アップデートしたおっさんに泣いてしまった......!!現実もこれくらい柔軟な優しい世界ならいいのに」
「もうほんとにおっパンいいドラマすぎる、、どの世代でも楽しく見れるし、学べるし、泣けるし、笑えるし、この時間帯なの勿体ない~...」
「いろんな価値観の人に触れる事できてホント面白い」
「いいドラマなんだよなぁ....ホント勉強になることばっか!」
「そういう考えもあるな、アプデしなきゃと思う。」
「タイトル回収がこんなに素晴らしいものとは思ってなかった感動」

など、家族のためにアップデートしようと頑張る誠の姿や、名ゼリフを連発した大地に泣く人が続出。日本中を涙と感動の渦に巻き込み、X(旧ツイッター)では「大地くん」がトレンド入りした。

また沖田家の癒しキャラの愛犬「カルロス」(こまち)の名演技にも、「カルロスの演技もすごすぎる」「激きゃわカルロスぅぅ」などのコメントが溢れ、誠がソファーの真ん中に陣取っているカルロスに対して「端によって!」と声をかけても微動だにしない、その愛くるしい演技に多くの人が心をつかまれた。これからカルロスの演技にも注目だ。
そしてあす27日に放送される第4話では、引きこもっていたかける(城桧吏)が“登校”を一大決心!そしてそれを心配しつつも優しく見守る沖田家の面々…果たして翔は無事に学校での1日を終えることができるのか!?

今回は主人公・沖田誠の息子で、引きこもり中の高校生・翔を演じ、繊細な表現力で注目される17歳の若手俳優の城桧吏にドラマや自身の役について語ってもらった。そしてデビュー作以来40年ぶりの共演となる五十嵐美穂子役・松下由樹と沖田美香役・富田靖子とのスペシャル対談パートⅡもお届け!さらには第4話の注目シーン&沖田萌役・大原梓の心に一番刺さったセリフもご紹介!

繊細な引きこもりの高校生・沖田かけるを演じる城桧吏 インタビュー!

家にぬいぐるみもありますし
パステルカラーのものも
カワイイものも好きです
翔と違う点は
そこまでないのかなという感じですね

原田泰造さんとは初共演になるんでしょうか?
俳優のお仕事では初めてになります。一度、「ネプリーグ」に出演させていただいた時にお会いしたんですけど、覚えてくださっていて、それがとても嬉しかったです。いつもニコニコ笑いながら話しかけていただいて、とても話しやすい優しい方です。
「沖田翔」という役を頂いたときの感想を教えてください。
翔というキャラクターは今まで演じたことのないキャラクターで不安もありましたけれど、新しい自分を発見できると思い、とても楽しみにしていました。翔は自分の「好き」をちゃんと伝える意思を持っていて、見ていて尊敬できる応援したくなるキャラクターです。だからこそ、翔というキャラクターをいろいろな人に理解してもらえるように伝えたいという気持ちもあります。
漫画原作の作品ですが、沖田翔を演じるに当たって心掛けたことはどんなことですか?また苦労したところを教えてください。
翔のセリフを自分自身に落とし込んでいって、お父さんや他人からこう言われたら、こういう反応で傷ついちゃうのかなというのを考えながら演じていくことに気をつけてやっています。苦労した点で言うと、髪の毛を結んだりグロスをきれいに塗るなど、そういう物理的な部分ですね。ネイルもそうですが、髪の毛の編み込みもしたことがなかったので、メイク系の動画を調べたりして勉強しました。
誠との距離感や関係を表現するにあたり、演技で気をつけていることはどんなことですか?
第1話では誠のことが苦手で目も合わせたくない状態なので、目線であったり顔の表情で不安な感じを出していました。お話が進むごとに心を徐々に開いていくので、誠との間の緊張感を少しずつ減らして、顔の表現や言葉の強さも含めて関係性を築けるようにしていきました。
ご自身と沖田翔の似ている部分、異なる部分を教えてください。
似ているところは、同じ年ぐらいの子より、どちらかと言うと年上の方が話しやすいですね。同じ年くらいの子だと話しかけるのに抵抗があって、自分から話しかけるのが苦手かも…。あと家に結構ぬいぐるみがあって、パステルカラーのものも好きです。カワイイものが好きという点は一緒かなと思いました。違う点はメイクをしたことがない。そういうところは違うかな。翔と違う点は、そこまでないという感じですね。
最後にドラマを通じて伝えたいことは?
多様性への理解が必要な今、この作品に携わることができて改めて深く考えるきっかけとなりました。“自分自身が大切だよ”“自分の個性をなくしてはいけない”“ありのままの自分で生きていいんだよ”など、人に無理して合わせることもなく自分らしさを出して生きてほしいというのを伝えたいです。

松下由樹 & 富田靖子がデビュー作から“40年ぶり”共演!
初めてづくしのスペシャル対談 パートⅡ!

名古屋の街を舞台に、1983年に公開され話題となった映画「アイコ十六歳」。
ヒロインを演じた富田靖子、そして同級生役として共演した松下由樹。
前回のスペシャル対談パートⅠでは、「おっパン」で40年ぶりの共演を果たした二人が、当時思っていた率直な気持ちを初めてお互いに語り合い、改めて芸能界での“かけがえのない同期”という絆を確かめ合った。今回はそんな二人に、「アイコ十六歳」の裏話や今後出演したい作品など聞いた。

今後は明るい作品に出たい。
明るい作品はパワーをもらえるし元気になれるから。
今回の「おっパン」も元気をもらえる作品だからからすごく嬉しい。 (松下)

映画「アイコ十六歳」のオーディションを受けたのは
「薬師丸ひろ子さんになりたかった」から…
今やりたい役は…女スパイ! (富田)

デビュー作「アイコ十六歳」ではどのように芝居を稽古されたのですか?

松下 (芝居を)知らないので、思ったまんま。合宿みたいなのはありましたね。

富田 稽古合宿はありましたけど、役が決まって1ヶ月くらいで撮影に入っているので…

松下 夏休みの時だけ撮影期間だったので全国から来た中学生、高校生で現場は埋め尽くされていました。クラスメイトは全員、オーディションで受かっている子達で先生だけがプロの役者さん。それ以外は、経験のない初めての人たちばっかりでした。地方の子たちは、靖子もそうだけど、ホテル泊まりになっているし、そういうのところも大変だったと思います。

富田 その時に初めてファミリーレストランのハンバーグを食べました。毎日、外食っていうのが「うわ〜すっごい」って思っていました。

松下 ホテルのラウンジでクリームソーダを飲んだの覚えてる?

富田 あ〜〜!覚えてる覚えてる!!「あっ、これがクリームソーダですか!」ていうの?そんな感じでした。

松下 お互いに中学生でクリームソーダ(笑)

富田 もちろん自動販売機のクリームソーダは飲んだことはあっても、喫茶店みたいな、ホテルのラウンジの素敵なクリームソーダは、その時初めてだったので。

松下 靖子って「アイコ十六歳」の時、映画に出たくてオーディションを受けたの?

富田 あの…私、薬師丸ひろ子さんになりたかったっていうか…本当に憧れの人がいて、その人になりたかった…

松下 役者になりたくてオーディションを受けていたんだ〜。そこから東京に来るんだもんね?

富田 私の場合、親は行かせるつもりはなかったらしいです。これが将来への道筋になるなんて思ってもいなかったので、行かせていいのかどうか、やらせていいのかどうかっていうのはすごく考えたみたいです。だけど、本人が行く気満々だったので、止めることができなかったみたい。

松下 靖子は行く気満々だったんだ。

富田 行く気満々!

松下 え〜そういう印象じゃなかった、私。

富田 由樹は?

松下 私はもうやりたかったから、東京に出ていくことは躊躇なかった。なんか靖子の印象は本人が躊躇しながら来ているという印象があったかな。

富田 当時、芝居が好きなだけでは終わらないこともいっぱいあったからね。主役だからしっかりやってねと言われることが最初は嬉しかったんですが、だんだん息苦しくなってきて、福岡から一人で出てきた孤独感もあったので、もしかしたらそういう風に見えていたのかもしれない。そこら辺の葛藤は撮影の後半くらいから、自分の中で気持ちをどう処理していいのか、わからなくなっていたというのはあります。

デビュー作から40年ぶりとなる共演ですが、今作でのお互いの印象をお聞かせください。

松下 靖子は変わっていなかった。

富田 由樹も。

2人 (爆笑)

松下 変わってないと思う?やっぱり

富田 うんうん。もっとフワフワする感じがあるかなと思ったら、普通にセリフを言って、普通に終わっていった。

松下 話し方から普段の雰囲気とかまで「あれ?全然変わっていないな」っていう。

富田 40年も経ったのにね〜。

松下 私もそういう感じ。やっぱりそうなんだね〜

富田 根っこは変わらないのね〜っていう感じ。

今後、こんな俳優を目指したい、こんな役をやりたい、というものはありますか?

松下 明るい作品に出たいなと思います。明るい作品はパワーをもらえるし元気になれるから。今回の「おっパン」も元気をもらえる作品だからすごく嬉しいです。そういう思いもありながら、やっぱり年齢に相応しいに大人の作品というものにも、ちゃんと出られるような自分でいたいなと思います。
だから時代劇や現代劇など、作品の幅というものはあまり狭めないで、いくらでもできるみたいな、年齢を重ねていることをポジティブに変えていこうと思います(笑)

富田 由樹と同じところは、やっぱり自分がエネルギーをもらえるような作品はずっと続けていきたいというところ。その先にどんな出会いがあるのか楽しみにしているところはあります。この「おっパン」の先にどんな役が待っているのか考えるとちょっとワクワクします。でもちょっぴり女スパイはやってみたいかな。やっぱり怪我も増えてきちゃって体もあちこちガタが来ているので、体力があるうちに刑事ものとか、アクションものとか、ここ数年のうちにやっておかないとできなくなっちゃうというのはありますね。言葉より体を使う役を早めにやらなくちゃ、と思っています。

富田さんの女スパイ、ぜひ見てみたいです!

富田 女スパイってなんだよ!(笑)

松下 女スパイってなんだ!(笑)

富田 ちょっと今、スパイファミリーがマイブームで来ているので、ちょっとやってみたいですね(笑)

(続く)

第4話の注目シーン

「世間が待ってくれないから、家族は待ってるフリをするんじゃないの?」
留年危機!引きこもり中の翔が“登校”を一大決心!

翔(城桧吏)の学校から届いた1通の知らせ。そこには、これ以上休むと留年してしまうという内容が書かれていた。現実を突きつけられ家族と向き合い、そして自分と向き合う翔。そんな中、翔は五十嵐大地(中島颯太)のアドバイスもあり学校に行くことを決意する…。その後、学校を終えて帰宅した翔は、また部屋に閉じこもってしまう。一体、何があったのか!?「家族はギリギリ待てても、世間は待ってくれないだろ。それを…どうしたらいいんだ」と落ち着かない様子の沖田誠(原田泰造)に萌(大原梓)が一言。

「世間が待ってくれないから、家族は待ってるフリをするんじゃないの?」

萌らしい何気ない優しさと気遣いが溢れた家族の絆を感じるこのセリフが、演じる大原も「いちばん好き」だという。

大原 やっぱり家族だからこそ待つのって難しいじゃないですか。でもそうしてほしいっていう気持ちはあるよな、と思いながら言いました。このセリフを言いながら萌自身もたぶん誰かに言って欲しかったのかなと思いましたね。そのセリフは私もいちばん心にきました。

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