12月2日スタート毎週土曜日よる11時40分~

STORY

EPISODE 8 | 2018.01.27 O.A

 シングルマザーの沙羅、二児の母・理華、内気な科学者・泉、そして悲しき暗殺者・エレナ……孤独な姉妹(クローン)たちの物語、ついにクライマックスへ!

 沙羅(知英)は槙雄(山崎育三郎)を救出すべく、彼が拉致された廃屋に向かっていた。ところが沙羅たちクローンを狙うダイアード社の人間に捕らえられてしまう。沙羅の無鉄砲な行動に思わず怒る槙雄。そんな槙雄に、沙羅は「貴重なサンプルに手を出すはずがない」と強がってみせる。ところが、部下から報告を受けたダイアード社の幹部・クロサキヒロカ(知英)は沙羅を“削除”するよう命じていた。

 その頃、科学者の泉(知英)は自らの意思で脇田(竹中直人)のもとを訪ねていた。敵の内側に入ることで、沙羅や理華を守ろうと決意したのだった。歓迎する脇田。一方、監視役(モニター)だった愛子(佐津川愛美)は、泉の信頼を裏切ってしまったことに罪悪感を覚え始めていた。本当にこれで良かったのか……葛藤し始める愛子。
 主婦で二児の母・理華(知英)もまた、悩んでいた。ダイアード社の顧問弁護士・黄(川辺優紀子)からは、ダイアードの管理下に入れば、監視役も排除し、自由を約束すると言われていた。だが、それはかりそめの自由。自分が実験動物であることを認めるも同然の行為だった。そんな中、隣人で親友の綾乃(滝沢沙織)が理華の前で怪しい行動を見せる。衝動的に綾乃を追いかける理華だったが……

 意識を失った沙羅に迫るナイフ。するとそこに、エレナ(知英)が現れる。宇賀神(大杉漣)から沙羅を殺害するよう命じられていたエレナ。しかしエレナは槙雄に、沙羅を連れて逃げろ、と命じる。ところが、そんなエレナの肩を凶弾が貫き……!
 沙羅たちはなぜ生まれたのか…人は生まれなのか、育ちなのか…家族とは…絆とは……
 原作とは一味違うラスト!日本版「オーファン・ブラック」、堂々の最終回!!