第651回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
後藤ひとみ委員長、福谷朋子副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、河西秀哉委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、田畑豊委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、松鷹裕介スポーツ局スポーツ部長、神谷英政スポーツ局スポーツ部ディレクター
3.議 題
- 10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「夢の続き パリに導かれたヒーロー」2024年9月14日(土)10:55~11:25放送(30分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(9月分)
- その他
4.議事の概要
1.10月の番組改編について説明しました。上期の放送番組の種別は、「教育」が13.5%、「教養」が23.3%、CM総量が17.72%と、いずれも放送法、自主基準をクリアしていることを報告しました。「青少年向け番組」として10番組を指定したことを報告しました。
2.審議番組について委員からは
- 小田凱人選手がパリパラリンピックで金メダルを取るまでを取材し、小田選手の強い思いと夢に向かって力強く進んでいく様子が描かれていて、良かった。
- 小田選手が多くの人に支えられ、努力を重ねて応援に応えてきた。だからこそ今があるということを小田選手が理解していることを知って良かった。
- パラリンピックの金メダルは、パラスポーツをメジャーにしたい、多くの人に見てもらいたいという夢を実現するために必要なことだということが、小田選手の言葉から伝わってきた。
- 取材をしている人が小田選手としっかりとした信頼関係を築いていることが分かり、自然なやりとりが小田選手の人柄の良さを引き出していた。
- 音楽が小田選手のイメージと合っていて、歌詞を画面に出した演出も良かった。ナレーターも小田選手とタイアップして語っている様子で非常に良かった。
- 番組ではほとんど苦労がないように見えたが、実際には苦労もして、車いすテニスをこうしたいという思いもあると思うので、その辺りをもっと知りたいと思った。
- 小田選手の活躍は続くと思うので、家族や障害を持つ子供たち、ライバルの声も盛り込んで、多面的に小田選手を紹介する番組を作ることに期待している。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 小田凱人選手という発信力があり、ヒーロー性のあるパラアスリートがこの地方から登場し、番組として取り上げることができたことに喜びを感じている。
- 2年前から取材を重ね、単独インタビューができることになった。金メダルの快挙を1週間後にタイムリーな特番として伝えることができた。
- 小田選手は常にかっこいい自分でありたい、ヒーローになりたいという意識を持っていて、それを見せたいと思ってナレーションを入れた。
などと説明しました。
2.
社側から9月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
10月27日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)