第460回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成19年5月8日(火)
2.出席者
出席委員
多賀潤一郎委員長、山川皓副委員長、赤崎まき子委員、石塚正孝委員、北川薫委員、坂井克彦委員、鈴木英介委員、福和伸夫委員、矢崎藍委員、山内拓男委員
社側出席
石黒大山代表取締役社長、佐藤卓男専務取締役、淺野碩也常務取締役報道制作局長、山内公明取締役編成局長、木村高志取締役事業スポーツ局長、広中幹男経営監理局長、 堤田泰夫関西テレビ報道局長
3.議 題
- 「私たちは何を間違えたのか 検証・発掘あるある大事典」(関西テレビ制作)
(4月3日(火)22時00分~23時09分)放送を審議 - 東海テレビ放送、テレビ放送全般について
- 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(4月分)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 今回の問題で失った視聴者の信頼を取り戻すには不十分であったと思う。今後、番組で示された再発防止策を進捗を見守りたい
- 民放の視聴率を至上とする構造においては、この問題は氷山一角と思われる。本質的な対策を講じなければ視聴者から見放されるか、国の介入という事態を招いてしまうと思う
- インタビューで番組当事者の顔を出さなかったのは理由があろうが、検証番組の信頼性をなくしていると思う
- 正確で分かりやすい番組を作るため、テレビの制作者は高いプロ意識を持ち、もっと勉強しなければならないと感じた
- テレビ文化を再認識する意味では興味深く見た。マスコミ関係者にとっては自らの役割、責任の重さを自覚させる意味ある番組であった
- 聴者も番組の情報を鵜呑みにするのではなく、自分自身で判断する力を持たなくてはいけないと思った
等、活発な発言が相次ぎました