第473回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成20年7月8日(火)
2.出席者
出席委員
山川皓委員長、山内拓男副委員長、赤崎まき子委員、石塚正孝委員、神野重行委員、北川薫委員、坂井克彦委員、福和伸夫委員、矢崎藍委員、矢橋慎哉委員
社側出席
石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、山岸昌久常務取締役、山内公明常務取締役、木村高志取締役事業スポーツ局長、内田優取締役編成局長、広中幹男取締役報道局長、高木卓司制作局長、中根康邦情報制作局長、阿武野勝彦報道局次長、斎藤潤一報道局報道部ディレクター
3.議 題
- 「光と影 ~光市母子殺害事件 弁護団の300日~」
(平成20年6月7日(土)午後2時00分から2時55分放送)を審議 - 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(6月分)
- その他
- 配布資料説明
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 弁護団の活動にスポットをあて、これまで報道されていなかった裁判の内情を伝えている。ジャーナリストの心意気を感じる番組であった
- この事件をめぐるテレビ・メディア報道のあり方、弁護団の問題等いろいろ考えさせられた
- 刑事裁判における弁護とは被告と信頼関係を築き、人間として反省を促し真実を追究するものであると気づかせてくれた
- 来年から始まる裁判員制度で、このような難しい事件の真実を見極め、正しい判断が裁判員にできるのか大いに疑問だ
- 秋葉原の連続殺傷事件にも共通するが、話し相手がいない孤独さが、こうした事件の根っこにあるかも知れない
- この事件が起きた社会的背景や、その社会をどう直してゆくのかも示して欲しかった
等、活発な発言が相次ぎました