第503回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

平成23年4月12日(火)

2.出席者

出席委員

阿久津光志委員長、坂井克彦副委員長、井上隆邦委員、神野重行委員、北川薫委員、成瀬伸子委員、福和伸夫委員、松原和弘委員、矢橋慎哉委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、山内公明専務取締役、木村高志常務取締役、内田優常務取締役報道スポーツ局長、広中幹男取締役総務局長、高木卓司制作局長、鶴啓二郎編成局長、藤井潤情報制作局長、安藤英裕情報制作局情報制作部プロデューサー

3.議 題

  1. 委員長、副委員長の選出
  2. 平成23年4月番組改編について
    青少年向け番組の指定
  3. 「スタイルプラス」(平成23年3月20日(日)12時00分~13時45分放送)を審議
  4. 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(3月分)
  5. その他

4.議事の概要

1.委員長に阿久津光志委員、副委員長に坂井克彦委員を選任

2.社側から、4月改編などについて

  • 「東海テレビスーパーニュース」を枠拡大し、ニュースのほか生活情報なども充実させる
  • 全国ネットの昼ドラマとして4月から「霧に棲む悪魔」を放送
  • 自社制作比率は22.39%で昨年10月改編期に比べ1.5%増えた
  • 青少年向け番組は
    「くりびつ!」「主役はキミだ!わんだほキッズ」「ごはんの学校」「VS嵐」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」「1年1組 平成教育学院」

3.審議番組について委員からは

  • 被災地の状況や東海地方の支援の動きなど、感情的に煽るのではなく、冷静で秩序ある構成になっていた
  • 震災が東海地方に与えた影響や予測される地震の備えについてのテーマを盛り込むことによって、この地方の視聴者の関心に応えていると思った
  • 被災地に入った自社の記者やアナウンサーが伝え、自社で撮った映像で構成されていることで、内容に説得力を持たせていた
  • 通常は生活情報番組であるが、災害時は生放送であることのメリットをフルに使って報道番組に衣替えできる、この番組のもうひとつの有り様を見せてくれた
  • 正解と誤りの答えをだして、最後に正解を導き出すのは有効な手段だが、こういう番組では正解だけをストレートに言った方が良かった

等、活発な発言が相次ぎました

4.社側から3月1カ月間に電話・文書・メールで局に寄せられた2,970件に上る視聴者からの意見・苦情等の概要を報告しました