第504回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成23年5月10日(火)
2.出席者
出席委員
阿久津光志委員長、坂井克彦副委員長、石田好江委員、井上隆邦委員、神野重行委員、北川薫委員、成瀬伸子委員、福和伸夫委員、松原和弘委員、矢橋慎哉委員
社側出席
石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、山内公明専務取締役、木村高志常務取締役、内田優常務取締役報道スポーツ局長、広中幹男取締役総務局長、高木卓司制作局長、鶴啓二郎編成局長、藤井潤情報制作局長、喜多功報道スポーツ局次長兼報道部長、古田直樹報道スポーツ局報道部編集長
3.議 題
- 「東海テレビスーパーニュース」(平成23年4月12日(火)16時51分~19時00分放送)を審議
- 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(4月分)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 全体的に過度で大げさな演出が無く、ニュースが坦々と進められていたことに好感が持てた
- 一日のニュースがすべてわかるように構成されていて、的確にテンポよく伝えられていた
- 特集で取り上げられた自治体の津波対策の比較は、それぞれの意識の違いがはっきり出ていてわかりやすく、よかったと思った
- 刑事裁判のニュースで、ライブの記者会見やキャスターのコメントは視聴者に訴えるものがあり、当初からフォローしてきた地元局ならではの感度が現れていた
- 本来役割分担しなくてはいけないと思われる、ニュース番組と他の情報番組とが似てきてしまったように感じた
- 裁判のニュースで、判決を否定する被害者側の会見が冒頭長時間放送されたことは、その判決が間違っていたように受け取られる。裁判所が判断した理由を伝え、順序立てバランス良く、公正な立場から報道して欲しい
- 裁判のニュースで、被害者側に焦点を当てるなど感情的な部分だけが見受けられたが、報道番組としては疑問が残る伝え方だと思った
等、活発な発言が相次ぎました