第508回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
平成23年10月11日(火)
2.出席者
出席委員
阿久津光志委員長、坂井克彦副委員長、石田好江委員、井上隆邦委員、神野重行委員、北川薫委員、成瀬伸子委員、福和伸夫委員、松原和弘委員、矢橋慎哉委員
社側出席
石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、内田優専務取締役、広中幹男取締役報道スポーツ局長、高木卓司取締役制作局長兼情報制作局長、中嶋保雄総務局長、鶴啓二郎編成局長、水田情報制作局情報制作部長、伏原情報制作局情報制作部プロデューサー
3.議 題
- 「ぴーかんテレビ」不適切テロップ問題について
- 10月改編・青少年向け番組・放送番組の種別について
- 「リトルワールドプレゼンツ~マチュピチュ発見100周年~世界遺産めぐり 天空からのメッセージ」
(平成23年9月19日(月)14時05分~15時00分放送)を審議。 - 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(9月分)
- その他
4.議事の概要
1.「日本民間放送連盟」からの文書による厳重注意、「放送倫理・番組向上機構【BPO】」からの提言を報告しました
2.10月改編
帯ドラマは、昨年好評をいただいた「花嫁のれん」の続編を10月31日からスタート
自社制作比率は16.94%
青少年向け番組
「しあわせ家族図鑑」「主役はキミだ!わんだほキッズ」「ごはんの学校」「VS嵐」「ボクらの時代」「ワンピース」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の9番組を指定
放送番組の種別
7-9月及び10月期の番組の分類ごとの放送時間と7-9月期のCMの放送時間量を報告
3.審議番組について委員からは
- 導入部分がうまく作られていて、楽しく見ることができた
- 番組を見て一度はペルーに行ってみたくなった
- リポーターが旅人として道中を楽しんでおり、臨場感があって一緒に旅をしている感が伝わった
- リマ・クスコ・マチュピチュの3つの観光地の案内がコンパクトにできていた
- ペルーと日本の深いつながりを縦糸に、他の番組にはない構成だった
- 紀行番組に必要な食べ物・景色・人の3要素が盛り込まれており、良かった
- アンデス文明とインカ帝国の関係をもう少し解説するなど、知的好奇心をもっと刺激してほしかった
- ペルーに親日家が多い理由について掘り下げてほしかった
- いろんな人種の顔が描かれた土器の話は印象的で、人類の知られざる歴史に触れた
- 純粋に旅を楽しむ観光部分に加えて、学術的な知的解説部分がもう少しあったらよかった
等、活発な発言が相次ぎました