第610回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
2021年1月22日(金)
※新型コロナウイルス感染拡大の影響による書面開催。意見交換完了日を開催日としました。
2.出席者
出席委員
浅田剛夫委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、柴田浩委員、竹松千華委員、林寛子委員、福谷朋子委員、水谷仁委員、山岡耕春委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、春田亮介専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、倉知哲也取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、片島豊久スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、渡辺克彦スポーツ局スポーツ部長、吉野健スポーツ局スポーツ部プロデューサー
3.議 題
- 「東海理化スポーツスペシャル 愛知駅伝2020特別編~未来へつなぐタスキ~」2020年12月19日(日)16:00~16:30放送を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(12月)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 愛知駅伝の紹介から番組が始まったのは、大会自体を知らない視聴者もいると思うので適切だった。有名選手の素晴らしい走りを映像で見られたのもよかった。
- 愛知万博開催を記念する駅伝大会は愛知県だけなので、独自の成り立ちを示すことで、ほかの自治体での大会との差別化が図れるのではないか。
- 全市町村のランナーが走る映像では、各自治体の代表的な場所を映し出していた。視聴者として引き付けられ、この番組のハイライトだと思った。
- フィギュアスケーターだったMCは、庶民的で明るく元気な人柄を醸し出しているイメージがあり、一般ランナーが出場して未来を想像させるこの番組では最適な人選だと思った。
- メインスポンサーのCMは、製品を見せつつ企業メッセージをしっかり伝えているほか、大会の映像を使って競技の空気を感じさせるなど、洗練された印象を受けた。
- オープニングで全市町村からのメッセージが紹介されていたが、小さいうえに映像加工されていたため、読み取れなかった。各自治体から寄せられた思いなので、しっかり見せたほうが良かったのではないか。
- 各市町村の『ご当地キャラ』が出てアピールするコーナーは、競技の趣旨に合わず冗長だった。何らかの統一した演出があった方が良かった。
- 出場予定だった選手に密着した映像を紹介していたが、駅伝の趣旨に合わなかったり、代表選考が大会とは条件が違い過ぎるなど、競技に懸ける思いとしては違和感があった。
ご意見に対し社側から
- 今回の特別番組は愛知駅伝を知る人も知らない人も楽しめるようにすること、54市町村の思いを番組の中で表現すること、視聴者の方々が「愛知駅伝が続いてほしい」と感じてもらうことを目的に制作した。
- コロナ禍で選手募集が行われていない市町村も多く、情報収集や取材は難航した。市町村担当者にも動画を撮影してもらうなど協力を仰ぎ、来年に向け54市町村をひとつにつなぐ映像を企画した。
等、番組について説明しました。
2.社側から、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等、12月1か月間は2,366件の意見の概要、「BPO報告」No.220の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、1月24日(日)午前5時15分から放送の
「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)