第613回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、桂文我委員、柴田浩委員、竹松千華委員、林寛子委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、春田亮介専務取締役(統括、コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、倉知哲也取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、片島豊久スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、山本茂樹報道局報道部長、服部篤幸報道局報道部プロデューサー
3.議 題
- 委員長、副委員長の選出
- 4月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「田村淳と考える!名古屋で避難所に住んでみた」2021年3月7日(日)13:25~14:25放送(60分番組)を審議
- 報告:2020年度及び3月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.委員長に山岡耕春委員を選出、副委員長に後藤ひとみ委員を再任しました。
2.4月改編
- 自社制作番組は、「オトナの土ドラ 最高のオバハン 中島ハルコ」が全国ネットのドラマで、ゴールデンタイムのローカル番組で「Finder TRIP」がスタートする。
等を報告しました。
青少年向け番組
「すくすくぽん!」「ドラHOT+」「ライオンのグータッチ」「ミライ☆モンスター」「ボクらの時代」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」の7番組を青少年向け番組に指定したこと。
等を報告しました。
放送番組の種別
10月-3月期の番組の分類ごとの放送時間、今年度4月期の番組の分類、10月-3月期CMの放送時間量。
等を報告しました。
※詳細は東海テレビホームページ「放送番組の種別の基準」にて報告
https://www.tokai-tv.com/others/bangumikijun/
3.審議番組について委員からは
- 机上のシミュレーションではなく自分自身が避難者となる状況を疑似体験できる番組としては意義のある企画で、実際の避難所体験での気づきは興味深く、避難グッズを見直すきっかけとなった。
- メインMCは、平易な言葉で視聴者に伝えたり、代弁したりするのが得意で、かつ随所で笑いの要素を取り入れるので、企画を受け入れやすくするのに効果的な人選だったのではないか。
- 特徴が分かりやすい3人のタレントが、避難所体験をして、避難所の課題や避難の心構えなど浮き彫りにしていくことで、視聴者には分かりやすかったのではないか。
- 避難所では、子ども連れや高齢者、障害者など、さらに多様な避難者のケースが想定されるので、一般の方などにも参加してもらいたかった。また、避難所利用経験のある人の意見もあると良かった。
- 専門家の『避難所に行かない努力』という趣旨の発言があったが、様々な捉え方があるので、番組でしっかり説明したほうが良かったのではないか。
- 防災の番組なので情報として地に足を付けた演出としてほしかったし、「避難所に住んでみる」ことが大きなテーマなので、メインMCは避難所体験をしたうえでコメントしてもらいたかった。
ご意見に対し社側から
- 日曜日午後の放送でもあり、できるだけ多くの視聴者に見てもらい、家庭の話題にしてもらえるよう、バラエティ要素も取り入れたソフトな番組を制作することを試みた。
- コロナ禍で、タレントを東京から招くことができず、また一般の方に参加をお願いするロケもできなかったことが、当初の企画通りいかず残念だった。
- 『避難所に行かない努力』というのは、災害の備えを事前にしておくことを伝えたかったが、説明が行き届かなかったのは反省で、今後の番組制作の参考にしたい。
等、番組について説明しました。
4.社側から昨年度と及び3月1か月間の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」No.223の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
4月25日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)