第615回 東海テレビ放送番組審議会
1.開催日
2021年6月18日(金)
※新型コロナウイルス感染拡大の影響による書面開催。意見交換完了日を開催日としました。
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、伊藤彰彦委員、岡田さや加委員、桂文我委員、柴田浩委員、竹松千華委員、林寛子委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
内田優代表取締役会長、小島浩資代表取締役社長、春田亮介専務取締役(統括、コンプライアンス担当)、祖父江茂樹取締役編成局長、倉知哲也取締役報道局長、富田守男コンプライアンス推進局長、片島豊久スポーツ局長、川瀬隆司制作局長、伊藤雅章制作局制作部長、中島可那子制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 「沼ガール~どっぷり浸かる 底なしの愛~」2021年5月9日(日)13:25~14:20放送(55分番組)を審議
- 報告:5月1か月に局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 全体的に楽しく、前向きな刺激を貰える番組で、独自の楽しみを追う女性が大勢いるといった時代の反映も同時に捉えられていた。
- ひたすら、自分の好きな事に時間をかけているという、純粋な一生懸命な姿が微笑ましく、新しい興味が湧き出てくるような番組だった。
- 好きな事に興味を持つきっかけ、伴う奥深さ、さらに番組として飽きさせない工夫、そして将来への期待と「起承転結」が明確な構成で、分かりやすい番組作りだった。
- 紹介した人たちはいずれも興味深く、話が上手で、人選が良かった。好きなことを話し始めたら止まらないなど、共通の個性が番組の中でも上手に表現されていた。
- MCが沼にはまっているイメージのスポンジプールのスタジオセットは安価な感じがしたが、2人のトークと合わせて見ると面白くて効果的だった。
- 取り上げ方が散漫だったり中途半端だったりして、紹介した人たちの好きなものに対する熱意が十分感じられなかった。
- 「ガール」として女性だけが対象になっていることが疑問で、好きなものに心酔している人は男女差が無く、あえて女性だけをテーマにしなくてもよかったのではないか。
ご意見に対し社側から
- 一つの物事を愛し「沼落ち」している人を見ると、その輝きに圧倒されることがあり、その輝く姿を描く番組を制作したかった。
- 女性目線を重視し、「沼落ち」している人をリアルに紹介することによってターゲットである女性層の共感を狙ったが、多くの世代から一定の評価を得たことはよかった。
- 女性だけを対象としたのは、他の番組との差別化を図りたかったことと、男性に多いと思われがちな「沼落ち」が、実際には女性にも多く、かわいらしく感じたから。
等、番組について説明しました。
4.社側から5月1か月間の、電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた、問い合わせや苦情等意見の概要、「BPO報告」№226の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
6月27日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)