第631回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、横田誠制作局長、山本茂樹報道局報道部長、近藤雅大報道局報道部ディレクター
3.議 題
- 「おんこちしん ようこそジブリパーク」2022年11月6日(日)16:05~17:25放送(80分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(11月分)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- ジブリパーク開園後の視聴者の関心が高い中で、製作に携わった人々を丁寧に取材して裏側を紹介する番組で、興味深く見ることができた。
- ジブリパークの建設を指揮した宮崎吾朗さんと父親の駿さんの親子の確執から和解に至るストーリーで、二人の新しい側面を見せていたと思う。
- タイルを製作した職人や大工の棟梁など、地元の専門家やものが関わってジブリパークができたことに着目したのは、この番組ならではの独自性で良かった。
- 新しく作る方が簡単だと知りながらも、歴史あるものに手を加え、次の世代に残していくというのは、これからの時代に必要な考え方ではないかと共感した。
- 上白石萌音さんのナレーションは、ジブリ映画の主人公の持つひたむきさや感情移入のしやすさを損なわない優しさがあり、良かった。
- 神田伯山さんの講談は番組のアクセントで良かったが、園内の紹介は、ジブリ作品の熱烈なファンがナビゲーターを務めた方がよく伝わったのではないか。
- 「おんこちしん」のタイトルと番組の流れが合っているように感じられず、ナレーションでタイトルを繰り返したことも多すぎるように思った。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- ジブリパークの構想からの経緯、宮崎親子の秘話、パークを作った職人を取り上げることで、別の角度からジブリパークを楽しんで頂きたいと考えて番組を制作した。
- ものづくりの醍醐味をジブリパークで実現していることを番組の中で見ることができ、自らの仕事を振り返ることのできる番組になっていると思う。
- ジブリが大切にしている価値観が「温故知新」で、ジブリパークがそれを体現する施設になっていたので、取材の中で浮かび上がった「おんこちしん」をタイトルにした。
等、番組について説明しました。
3.
社側から11月の電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要、「BPO報告」№245の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
12月25日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)