このページは東海テレビ放送番組審議会の議事の概要をお知らせしています。
東海テレビでは各界でご活躍の10名の方に審議会委員をお願いしており、毎月1回 (8月は休会)審議会を開催。放送番組の内容をはじめ、放送全般についてのご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいています。

2022年度番組審議会委員(敬称略)※2022年10月現在

委員長
山岡 耕春
<名古屋大学 教授>
副委員長
後藤 ひとみ
<愛知教育大学 名誉教授>
委 員
石川 仁志
<(株)名鉄百貨店 代表取締役社長>
委 員
岡田 さや加
<柳ヶ瀬を楽しいまちにする㈱代表取締役社長>
委 員
桂 文我
<噺家>
委 員
鈴木 孝昌
<(株)中日新聞社 取締役>
委 員
武田 健太郎
<東海旅客鉄道(株) 専務執行役員>
委 員
竹松 千華
<(有)IDF 代表取締役>
委 員
福谷 朋子
<弁護士>
委 員
水谷 仁
<中部電力(株) 代表取締役副社長執行役員>

第632回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

2023年1月10日(火)

2.出席者

出席委員

山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員

社側出席

小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹常務取締役(コンプライアンス担当)、倉知哲也取締役編成局長、岡田健嗣取締役報道局長、片島豊久役員待遇スポーツ局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、渡辺克彦スポーツ局スポーツ部長、竹内一喜スポーツ局スポーツ部ディレクター

3.議 題

  1. 「俺なら、できる。~プロ野球選手のセカンドキャリア~」2022年12月28日(水)24:25~25:20放送(55分番組)を審議
  2. 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(12月分)
  3. その他

4.議事の概要

1.審議番組について委員からは

  • 毎年100人以上のプロ野球選手が戦力外通告を受け、その平均年齢が27.8歳だということを知り、アスリートの世界の厳しさを改めて実感した。
  • ドラフト1位で入った鈴木翔太さんと育成選手から始まった三ツ間卓也さん、家族構成やセカンドキャリアの挑戦も対照的な2人を取り上げていて、良い人選だと思った。
  • 番組のタイトル通り2人が信念を持って努力していることが分かり、好感を持った。視聴者の共感を得るためにも年末に放送したのは良いタイミングだと思った。
  • ナレーションの斎藤佑樹さんもセカンドキャリアを歩んでいる人で、落ち着いた話し方や間の取り方が番組のトーンに合っていて、とても良かった。
  • セカンドキャリアにスポットを当てたのは、プロ野球選手を夢見る若者だけでなく、職業選択に悩む人にとっても良い刺激になったのではないかと思う。
  • 今後どうなっていくか分からない2人を主人公としたことで、単純な感動物語ではない様々な感情を視聴者に呼び起こさせる番組になっていたと思う。
  • 三ツ間さんがイチゴ農園を開きたい場所がなぜ横浜なのかの説明がなく、出身地の群馬やドラゴンズの地元の名古屋ではない理由が分からなかった。

などの意見が出されました。

ご意見に対し社側から

  • 戦力外通告を受けた選手の中からそれまでの信頼関係を元に2人のその後を追いかけ、ニュース企画で放送した後も取材を重ねて、今回の番組の放送になった。
  • 三ツ間さんは現役の頃から誠実で真面目な好青年で、そうした選手と継続的に付き合っていく中で今回の番組ができたと思う。
  • 三ツ間さんの横浜へのこだわりは、集客の面から首都圏の近くを選んでいたが、セカンドキャリアの課題を描くのには強調しなくてもよいと思い、深掘りしなかった。

等、番組について説明しました。

3. 社側から12月の電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要、「BPO報告」№246の概要等を報告しました。

本番組審議会の議事概要は、
1月22日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)
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