第638回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、市野直親制作局東京制作部長、松本圭右制作局東京制作部プロデューサー
3.議 題
- 土ドラ「テイオーの長い休日」(第1話)2023年6月3日(土)23:40~24:35放送(55分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(6月分)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 「2時間サスペンスの帝王」と呼ばれた俳優が、かつて演じた役柄になりきって問題を解決するという設定が目新しく、船越英一郎さんがうまく演じていると思った。
- 過去に一世を風靡した2時間サスペンスに焦点を当て、現代の視点から番組を制作しているので、世代を問わずに楽しめる内容だと思う。
- 印象に残るせりふがたくさんあり、有能な脚本家が集まっていると感じた。構成や展開に無理がなく、じっくり見るといいドラマになっていると思った。
- すべての人の大事なものを肯定するという作りになっていて、すっきりした気持ちでドラマを見終えることができるのが大変良かった。
- 悪役になる人物をはっきりと設定したり登場させたりせず、テレビ業界内の悪い習慣などを対象にしているところが良く、安心して見ることができた。
- ドラマの初回で設定の説明や今後の布石が必要なため、単体のストーリーとして見ると窮屈になり、あっけない幕切れになった印象を受けた。
- 主演の年齢が高いため中高年世代には楽しめると思うが、若い世代が見たときに楽しめるドラマになっているかどうかが気になった。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 制作会社としてのホリプロと初めてタッグを組み、船越英一郎さんを主人公にしたドラマを作ろうということで、今回の番組が成立した。
- 主人公の名前、性格、劇中劇の役名などはゼロから考え、何度も脚本の推敲を重ねることで、ドラマを作り上げることができた。
- 人生の壁にぶつかったときに、変われない不器用な人の生きてきた道を肯定しても良いのではないかという考えから、「全ての登場人物の人生を肯定する」というドラマの核を決めた。
等、番組について説明しました。
2.
社側から6月の電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要、「BPO報告」№253の概要等を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
7月30日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)