第639回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、伊藤芳人制作局制作部長、海野仁志制作局制作部プロデューサー
3.議 題
- 「放送倫理を考える全社集会」等のご報告
- 「東海テレビ開局65周年記念 名鉄グループスペシャル 令和ふるさと紀行」2023年7月30日(日)13:55~14:55放送(60分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(7、8月分)
- その他
4.議事の概要
1.「放送倫理を考える全社集会」等のご報告
- 「放送倫理を考える全社集会」を今年も8月4日に開催し、放送倫理を常に意識しながら今後も日々の業務にあたる決意を新たにしたことを社側から報告しました。
2.審議番組について委員からは
- ふるさとの自然や伝統文化、人々の営みに強い思い入れを持った番組のコンセプトを受け継ぎ、令和のふるさとを考えるいい番組に仕上がっていると思った。
- 映像がとても美しく、バックに流れる音楽も映像と合っていて、良い空気感が番組に流れていた。
- ナレーションが高井アナウンサーからナビゲーターの鷲見玲奈さんに引き継がれるところは、時代が令和になったことを感じさせる良い演出だった。
- 岐阜市の長良川のシーンでは、鵜飼の鵜匠や鮎を取る川漁師、舞妓など、多くの人が関わって自然や伝統を守っていることを初めて知ることができた。
- 犬山祭のシーンでは、時代の変化に合わせて新しいものを加えたり変えたりして次の世代に伝えていくことが、伝統を守ることになると感じた。
- 日間賀島のシーンでは、中学校が閉校になるという厳しい現実があり、これから島の人々がどうなっていくのかが気になった。今後も取材を続けてほしいと思う。
- 番組全体を通して令和の時代を感じさせるものがあまり出てこなかったので、タイトルにある令和らしさが十分に伝わってこなかった。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 「ふるさと紀行」を復活させるにあたって、映像やナレーションのテイストを生かしつつ、ナビゲーターに鷲見玲奈さんを起用することで間口を広げる狙いだった。
- 取材は今年2月から各地に5回ほど通い、4Kカメラを使用して鮮明な映像を撮ることができ、記録映像としても価値の高いものになったと思う。
- 今回はできるだけ華美なテロップやナレーションを排除し、盛り上げるような演出もせず、ありのままをつなごうという考えで番組を制作した。
等、番組について説明しました。
3.
社側から7月と8月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要、「BPO報告」№254、255の概要を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
9月24日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)