第640回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、伊藤芳人制作局制作部長、川瀬隆司役員待遇制作局ゼネラルプロデューサー
3.議 題
- 10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「東海のイイとこみんな教えて! ロンブー淳のスマホ旅」2023年9月3日(日)16:30~17:25放送(55分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(9月分)
- その他
4.議事の概要
1.10月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 10月改編の番組の説明。上期の番組種別において、「教育」が12.7%、「教養」が23.0%、CM総量が17.7%と、いずれも放送法、自主基準をクリアしていることを報告。「青少年向け番組」の紹介をしました。
2.審議番組について委員からは
- SNSと連動してリアルタイムで呼びかけて視聴者も参加する番組作りで、地域密着を徹底したローカル番組として工夫が感じられると思った。
- 大垣市のローカルなネタと田村淳さんの軽快な語りで、地元の人とのふれあいから温かみも感じられ、楽しめるバラエティー番組になっていた。
- メジャーなところには行かないというルールで、地元の人しか知らないような場所、情報を知ることができるので、個性的な地域色のある番組も良いと思った。
- 番組の最後で湧き水を持ってきてくれた人たちを紹介したところは、この番組が多くの人の協力でできていることが伝わって良かった。
- 旅先でのリアルな人との交流が旅番組には必要で、これからもデジタルな情報をきっかけにリアルな人との交流を組み合わせる番組構成にしてほしい。
- 番組では行かなかったが、城好きとして知られる田村淳さんに大垣城や墨俣一夜城を紹介してもらえれば、大垣に行きたいという気持ちになったと思う。
- 必要のない場面でスタッフの笑い声が入っていることが気になった。スタッフがタレントに過剰に気を使っているように感じられた。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 情報を提供してもらうだけでなく、視聴者と一緒に番組を作っていくのが、この番組が長年にわたって好評を得ている要因だと思っている。
- SNSで呼びかけるときは結果がどうなるか分からない状況だが、予定調和ではない演出がこの番組の最大の魅力だと考えている。
- 8年やってきているが、東海地方でまだ行っていないところもたくさんあるので、これからも田村淳流の旅をやっていきたいと思っている。
等、番組について説明しました。
3.
社側から9月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要を報告しました。また、今年度の日本民間放送連盟賞の受賞報告をしました。
本番組審議会の議事概要は、
10月22日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)