第641回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
山岡耕春委員長、後藤ひとみ副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、福谷朋子委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、片本武志報道局報道部長、岩佐雄人報道局報道部記者
3.議 題
- 再免許に当たっての報告について
- 「東海テレビ放送 放送基準」の改正について
- 「NEWS ONE」キャンペーン『かわるPTA』を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(10月分)
- その他
4.議事の概要
1.再免許に当たっての報告について
- 令和5年地上基幹放送局の再免許に当たっての総務大臣からの要請を報告しました。
2.「東海テレビ放送 放送基準」の改正について
- 「民放連 放送基準」が一部改正されるのに伴い、「東海テレビ放送 放送基準」の改正を審議。全会一致で社側の諮問通り答申され、2024年4月1日から施行されることが承認されました。出演者保護に関する新たな条文として第56条を追加し、以降の条文の番号を繰り下げます。
3.審議番組について委員からは
- 誰もが疑問に感じながらも、どうすることもできずに放置されてきたPTAの問題を正面から取り上げ、丁寧に取材していると感じた。
- 当事者で苦労している母親たちが見られる時間帯なので、夕方にシリーズで放送していたのは非常に大きな意味があったと思う。
- 問題点を具体的に取り上げ、視聴者と一緒に考える内容はたいへん良いと思った。多くの視聴者が共感したと思う。
- 様々な学校での取り組みや考え方を紹介したことは、これから変革をしていこうと考えているPTAにとっては良い参考になったのではないか。
- インターネットをうまく活用して、ホームページやSNSで放送内容を確認したり、子供が見られるようにしているのは、素晴らしい取り組みだと思った。
- PTAのTにあたる教職員の存在感が薄いように感じた。教職員がPTA活動にどのように関わっているかという面も報道するべきだと思った。
- 教育予算のシステムに問題があると思われるので、PTA会費が学校への寄付に使われている問題は、もっと深掘りをしていく必要があると思う。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 記者が実際にPTA活動をやるに当たって疑問に思ったことがキャンペーンのきっかけになっており、これからも取材を広げていきたいと思っている。
- ネットを駆使して詳しいニュースを出したことで、いろんな意見が東海3県だけでなく全国的な広がりを見せ、地上波とウェブが連動するいい形ができたと思う。
- 強制加入の根っこにお金の問題があるのではないかという問題意識から取材を進めてきた。PTAはいろいろな問題が絡み合っていて取材のしがいがあるテーマだと感じている。
等、番組について説明しました。
4.
社側から10月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
11月26日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)