第646回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
後藤ひとみ委員長、福谷朋子副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、河西秀哉委員、鈴木孝昌委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、片本武志報道局報道部長、秋月隆志報道局報道部プロデューサー
3.議 題
- 委員長、副委員長の選出
- 4月改編、青少年向け番組、放送番組の種別について
- 「野口聡一のBOSAIステーション ミライへのきぼう」2024年3月9日(土)12:00~13:00放送(60分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(3月分)
- その他
4.議事の概要
1.委員の互選により、委員長は後藤ひとみ委員、副委員長は福谷朋子委員が選出されました。
2.4月の番組改編について説明しました。前期半年間の放送番組の種別については、「教育」が13.9%、「教養」が22.9%、CM総量が17.96%と、いずれも放送法、自主基準をクリアしていることを報告しました。「青少年向け番組」として8番組を指定したことを報告しました。
3.議題について委員からは
- 地震災害に対する防災の取り組みを紹介する良い番組だった。1月に能登半島地震があったばかりで、防災について視聴者に考えてもらうには良いタイミングだった。
- 野口聡一さんは、朴訥とした語り口の中に知性とユーモアがあり、宇宙飛行士として東日本大震災の被災地からのメッセージを伝えていたので、良いキャスティングだった。
- 寺田心さんは、若いのに落ち着いた印象で、知的で感情を抑えて語る姿が違和感なく見られた。
- 地震予測に関する大学の基礎研究を取り上げていたのが良かった。科学に興味を持たない人が番組を見て、興味を持つきっかけになると思った。
- 司会進行の役割はアナウンサーに任せて、野口聡一さんはゲストして話を引き出してもらう方が良かったのではないかと思う。
- ドローンやロボット、SNS投稿の解析など内容が盛りだくさんで、一つ一つの掘り下げが浅くなったという印象を受けた。
- 防災という課題に新技術でアプローチするのは新鮮に感じた。被災者支援に関する新しい技術を紹介できれば、より身近で温かみのある番組になったのではないか。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 震災特番は阪神大震災をきっかけに毎年制作しており、切り口をどうするか毎年悩んでいるが、今年は最新技術を取り上げようということになった。
- 土曜日の昼の放送で子供にも見てもらいたかったので、楽しく話ができて幅広い世代に支持される野口聡一さんをメインMCとして起用した。
- 野口聡一さんの企画を立てたのは昨年だったが、元日に能登半島地震が起きたため、この地震に関する最新技術を探そうということで取材対象を探し、番組で紹介することができた。
などと説明しました。
4.
社側から3月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
4月28日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)