第652回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
後藤ひとみ委員長、福谷朋子副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、河西秀哉委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、田畑豊委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、市野直親制作局東京制作部長、遠山圭介制作局東京制作部プロデューサー
3.議 題
- 土ドラ「バントマン」(第1話)2024年10月12日(土)23:40~24:35放送(55分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(10月分)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- 中日ドラゴンズとタッグを組んだドラマ企画はタイムリーで、周囲をサポートするバントマンにスポットを当てたのも今の時代に合っていると思った。
- 野球と企業の福利厚生の組み合わせは難しそうだが、興味を持って見ることができた。親子関係のシーンなど心を動かされる場面がいくつもあった。
- バンテリンドームナゴヤで撮影が行われ、スケール感がよく出ていた。出演者に野球経験者が多く、リアリティーのある野球シーンで違和感なく物語に入ることができた。
- 主演の鈴木伸之さんはぴったりの配役で、フルスイングの素振りのシーンに存在感があり、ドラマを引き締めていると感じた。
- 登場人物に感情移入することができず、ホームランにこだわる主人公や、バントマンチームの活動に違和感や疑問を感じた。
- ドラマの設定が複雑だったため、第1話ではバントマンの仕事の中身に入れず、盛り上がりがないまま終わったという印象を受けた。
- 毎年多くの人が戦力外通告を受けて同じような立場になる人がたくさんいる中で、選手のキャリアをどう着地させるのか、最終回を楽しみにしている。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 元プロ野球選手を主人公に据えたドラマを作りたいと考え、中日ドラゴンズをはじめとする関係者の理解を頂いて実現することができた。
- 自分ファーストが全盛の時代に、あえて利他的な行動の意味を問おうという思いで番組を企画し、他人のために生きることを野球に置き換えて表現した。
- 野球のシーンを本物らしく見せるためにキャスティングにこだわり、社会人野球の選手などにも参加してもらって撮影した。
などと説明しました。
2.
社側から10月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
11月24日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)