第654回 東海テレビ放送番組審議会
2.出席者
出席委員
後藤ひとみ委員長、福谷朋子副委員長、石川仁志委員、岡田さや加委員、桂文我委員、河西秀哉委員、武田健太郎委員、竹松千華委員、田畑豊委員、水谷仁委員
社側出席
小島浩資代表取締役社長、祖父江茂樹専務取締役(総括・コンプライアンス担当)、深川辰巳取締役総合編成担当、岡田健嗣取締役報道局長、青黄昭彦役員待遇総合編成局長、梅村育宏コンプライアンス推進局長、森脇淳スポーツ局長、安藤英裕制作局長、伏原健之報道局プロデューサー、岡山克平報道局報道部記者
3.議 題
- 「新春スペシャル 藤井聡太とかまいたち」2025年1月2日(木)14:30~15:25放送(55分番組)を審議
- 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要(12月分)
- その他
4.議事の概要
1.審議番組について委員からは
- かまいたちの二人と藤井聡太七冠のやりとりがとても良かった。藤井七冠が楽しそうに話をしているのが伝わってきて、正月に家族で見るのに良い番組になっていた。
- かまいたちの質問に答える中で藤井七冠の人柄が伝わってきた。藤井七冠の言葉は的確で分かりやすく、何を考えていたかが番組で引き出されたのが良かった。
- 番組が単調にならないように、すごろくの演出を加えたり、スポーツ選手や棋士の質問コーナーを設けたりして、視聴者を飽きさせない工夫をしていたのが良かった。
- 番組を撮影した名古屋の料亭は、将棋のタイトル戦の会場にもなっていたので、今回の番組にふさわしい会場だったと思う。
- バラエティー番組の要素が強く出ているように感じられ、藤井七冠やゲストの棋士の存在感が弱くなってしまった印象を受けた。
- 藤井七冠の1年間の出来事が時系列で紹介されていなかったため、年間を通しての流れや起伏が見えてこなかったことが気になった。
- 地元のスターを子供のころから取材して、シリーズ化している取り組みは素晴らしいと思う。これからも藤井七冠を応援したくなる番組を続けてほしい。
などの意見が出されました。
ご意見に対し社側から
- 藤井聡太七冠の公式な記者会見では見られない人柄を引き出したり、将棋マニアではない人たちにも見てもらいたいという思いで番組を制作した。
- かまいたちの二人が将棋好きで、忙しい中でも出演してもらえることになったので、これまでのシリーズにはなかったバラエティー番組のような表現にチャレンジした。
- 番組の動画配信は非常に多くの人に見てもらうことができ、バラエティーにすることで藤井七冠になじみがなかった人にも将棋を知ってもらう機会になったと思う。
などと説明しました。
2.
社側から12月に電話・文書・メールで視聴者から局に寄せられた問い合わせや苦情等の概要を報告しました。
本番組審議会の議事概要は、
1月26日(日)午前5時15分から放送の「メッセージ1」で報告しました。
番組審議会に関するご意見等は、東海テレビ放送番組審議会事務局にご連絡ください。
(052)951-2511(東海テレビ代表 平日10:00~18:00)