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「さくらの親子丼2」囲み会見

12月1日(土)よる11時40分スタートする、オトナの土ドラ「さくらの親子丼2」。その囲み会見が主演の真矢ミキさんをはじめ、若手キャストの井頭愛海さん、岡本夏美さん、柴田杏花さん、尾碕真花さん、祷キララさん、日比美思さん、浦上晟周さん、塩野瑛久さんが出席して、11月27日(火)、ドラマを撮影しているスタジオで行われました。

本作は17年秋に放送された「さくらの親子丼」の続編。「オトナの土ドラ」枠で続編ものが作られるのは今回が初めてとなります。

真矢ミキさんが演じる主人公のさくらは、前作以上に大きな問題を抱える子どもたちに立ち向かっていきます。東海テレビの河角直樹プロデューサーも、「いまどき珍しいぐらい愚直に真っ直ぐに人間を描いていきます」とコメント。さらに“子どもシェルター”「ハチドリの家」で暮らしている若手キャスト8人が厳正なるオーディションの末に選ばれたことに触れ、「今後、ドラマや映画で必ず活躍するメンバーです。先物買いとしてぜひ注目してください!」と熱く語っていました。

真矢さんは「毎日、若く才能ある役者と社会派の人間ドラマに本気で取り組んでいます。そうでなければ良い作品は作れません。私もみんなと連日熱いバトルを繰り広げています。きっと役者も作品とともに成長するはずです。物語は前作以上に濃厚となり、料理もさらにおいしいものが続々登場します。一週間の終わりに『さくらの親子丼2』をご覧になり、心を潤してほしいです」と挨拶。

その後、若手キャストたちが挨拶をしました。なぜオーディションで選ばれたのか、自分なりに分析して教えてください、とMCから振られると、「オバケのような役を演じます。きっと長髪が似合うと思われたのかもしれないです」(井頭愛海さん)、「私の中の大人への反抗心が見抜かれたのかも」(岡本夏美さん)、「私のフワフワしている感じが、プロデューサーさんや脚本家の清水有生さんに受けたんだと思います」(尾碕真花さん)と誰もが個性あるコメントをしていました。

現場の様子を聞かれた真矢さんは、「ドラマのタイトルになっている親子丼は“激熱”で出てきます。というもの、カメラで美味しそうな湯気を撮りたいので。若いみんなは毎回ものすごい勢いで食べなくてはいけなくて、それはもう修行のようです」との撮影秘話を。その親子丼はわざわざ宮崎から卵を取り寄せているそうで、味にも相当なこだわりがあるとのこと。「この作品に入る前、“極上親子丼”っていうのを食べました。でもこの現場で出てくる親子丼のほうが極上です」(柴田杏花さん)との意見もありました。

記者との質疑応答では、おいしそうな料理が次々登場する物語にかけ、自分にとって思い出の料理とは? とキャスト全員に質問されました。

真矢さんの実家では、お母さんお手製の市販品と比べても遜色ないお菓子がよく登場したそう。「ポテトチップスも、じゃがいもを薄〜くスライスして作ったんですよ」と懐かしそうに。若手メンバーからも浦上晟周さんは「パスタが好きなんです。母親はパスタは簡単だから助かるってよく言ってます。あ、でもこういう場所でこんなこと言ったら後で怒られちゃうでしょうね」と語り、会場から笑いが。さらに「アプリコットジャムが隠し味のカレー。サイコーです」(塩野瑛久さん)、「大阪の実家では土曜のお昼、お父さんが山芋いっぱいのトロトロのお好み焼きを作ってくれました」(祷キララさん)、「辛いものが苦手な私のために、お母さんがさつまいもカレーを作ってくれました。その匂いを嗅ぐだけで幸せになれました」(日比美思さん)と誰もが愛情あふれるメニューを挙げ、そのたびに他のメンバーが「おいしそう」「いいなー、食べたい」と語り、ドラマにちなんだ、親と子を繋ぐ料理の話に会場全体がホッコリした雰囲気になりました。

最後に真矢さんが「現実に起こっている問題を、しっかりした脚本とそれを伝えるべく演出家をはじめ、スタッフの皆さん、さらにキャストが一丸となって頑張っています。若手メンバーも良い作品を届けたい、この作品で爪痕を残したいと熱いです。私もみんなのパワーを受け止めるため『これは食べなきゃダメだ』と、毎日モリモリ食べているほどです。さくらも最初は皆に拒否されますが、話が進むにつれ、打ち解けていくはずです。最後は笑顔で終われるような物語になってほしいですね。ぜひさくらやシェルターの子どもたちを見守ってください」と改めて挨拶。こうして囲み会見は終了となりました。