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RINAさんインタビュー

本作の主題歌「光」を歌うRINAさん。その歌声ははかなげな中に、この曲のタイトル同様“光”を感じさせる力強さがあります。RINAさんは現在、17歳。「ハチドリの家」に避難している子どもたちと同年代の彼女にドラマの感想や、「光」という楽曲に対する思いを聞きました。

作品の感想をお聞かせください。
子どもたちに共感する部分が多いですね。RINAは、人間不信にはなれないですけど…。子どもから大人になっていく過程は、十代にとってはわからないことだらけで、大人に反抗する気持ちとかがあったりするじゃないですか? 子どもならではの理屈でものを考え、大人を信じられないという意味ではなく、十代がまだ踏み入れてない世界、そこには「矛盾」という大人の世界があると思います。目に映ったその「矛盾」という景色を断ち切るように、また目を伏せて、それを「モラル」という言葉にすり替えて耐えて生きていくのかな? そんな風に“大人”ってものをひねくれて考えてみたり。
「ハチドリの家」に暮らす子どもたちがいろんなことを考えている姿に、共感する十代は私を含めたくさんいると思います。それと同時に、さくらさんの温かさにほだされて少しずつ心を開いていく気持ちはすごくわかりました。だから、ドラマを見て「次回はどうなるんだろう!」ってドキドキすると同時に、今の自分を考えさせられたりもしました。いろんなことを思いますけど、まずは親子丼を食べないとわからない! かな(笑)。
ドラマの主題歌のオファーが来た時のことをお聞かせください。話を聞いて、どんな心境でしたか?
「え、どういうこと?」ってフリーズして、自分に何が起きたのかわからないし、夢を見ている気分で…。一瞬固まったけど、「夢でもいいから全力で頑張る!」と思いました。もしも夢だったとしたら、現実にするためにとにかく全力で頑張ろうと思いました。
実際、劇中で「光」が流れるのをご覧になっていかがでしたか?
自分が主題歌を歌っているということを忘れて、物語に見入ってしまって…。すごくいいタイミングで流れてきて、その瞬間に鳥肌が立って、もう開いた口が塞がらなくて家の中で1人だったので嬉しすぎて叫びました。お母さんと一緒に「さくらの親子丼2」を見ることもあって、「光」が流れるたび、ふたりで「ウォー!」って叫んでいます(笑)。
「光」はどんな曲ですか? またどんなメッセージを込めているのでしょうか。
「さくらの親子丼2」のストーリーに重なる部分がありますね。歌の中に出てくる女の子は色々悩んでいたり、思いつめてちょっとひねくれていたりする部分があって。変わりたい、でも変われない。そんな現実に悩んでいて、自分には光は無い! と思い込んで強がっているんですが、光はいつも誰の中にもあって…。夜が明ける時、一瞬ですべてを光に変えて包み込んでいく、強い太陽のような本当の自分を伝えてくれる曲です。
私はサビの部分の、「僕の目に映る君はまぶしい光なんだってことを」という部分がすごく好きで、私自身もこの歌詞に励まされ、頑張ろうと思えるんです。
ファンの皆さんの前でもう「光」は披露したのでしょうか?
はい。「ドラマに曲が合っている」と言ってもらえました。「良い曲だね」「この曲を聴くと励まされる」と言われたこともあって、その言葉に私がパワーをもらっています。ドラマの中で子どもたちがさくらさんからいろんなものをもらっているように、私も「光」という楽曲からいろんなものをもらっている気がします。
そもそもRINAさんはどうしてアーティストを目指したのでしょうか?
小さい頃から、ダンスと歌が好きな子でした。テレビでお気に入りのCMが流れると、一緒に踊って、そのうち歌も歌うようになって。その姿をお母さんが見て、好きならことをのびのびさせたい、とダンスのレッスンに通わせてくれるようになったんです。それがアーティスト活動の原点です。
いまはギターでの弾き語りが楽しくて、ギターのレッスンを頑張っています。ずっと楽器を弾けるようになりたくて、単純にギターを弾きながら歌うのって格好良いなと思い、2年ほど前から始めました。
2019年はどのように活動したいですか? また、アーティストとして、今後の夢や目標は?
今年で高校を卒業するので、これまで以上に歌に向き合っていきたいです。アーティストとして、まだまだこれから先は長いですし、頑張らないといけないし、まずは、昨年と同じで変わらずおごらず等身大に生きる年にしたいです。目の前の事にひたすら全力で努力して、壁が出てきても壊せるほどの勇気と元気を持って前に進んでいきたいです。そして、自分に素直でいられる、等身大のアーティストとして頑張っていくのが目標です。
それにライブをもっともっと開きたいです。まだ東京でのライブ経験がないので、ぜひそれも実現させたいです!
視聴者やファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「光」を聴いてくださった視聴者の皆様、そしてファンの皆様、本当に感謝しています。ありがとうございます! この場をお借りして、どれだけ感謝しているのか伝えさせてください。みなさんがいてくれたからこそ、まだまだ小さな自分ですが、アーティストとしていろんな目標ができました。
「光」を一生懸命に歌い、聴いてくださるみなさんに「さくらの親子丼」を想い描いていただけるようになるのも目標のひとつです。さくらさんはきっと、みなさんの心の中にもう住まわれているのでは? こうして話をしているだけで、RINAはもう親子丼が食べたくなってきましたよ(笑)!
何かあっても、きっと乗り越えていけるはずです。そう信じて、これからも素直にまっすぐこの歌を歌い走っていきますので、今後ともよろしくお願いします‼

RINA:2001年2月26日生まれ、大阪府出身。小学1年生のとき、ダンスと歌のレッスンをスタートさせる。現在、アーティスト集団「関西軽音楽倶楽部オーケストラ」のボーカルを担当。