主婦。吾郎と二人で積み木を一つ一つ確実に積み上げていくような人生に満足していたが、ある事がきっかけで嫌気がさす。
残りの人生は今迄みたいに計画通りではない、波乱に満ちた人生を歩みたいと思っているが、すべては妄想のまま終わると思っていた……。
あの店のドアを開けるまでは――