4月5日(木)、都内のホテルにて「いつまでも白い羽根」の制作発表会見が行われました。
冒頭、東海テレビの市野直親プロデューサーは60年代のヒット曲「今日の日はさようなら」のメロディに合わせ、「い~つまでも白い羽根~♪」と口ずさむところから挨拶を開始。会場が和やかな空気に包まれました。
挨拶の時間が1分しかないという市野Pは、「このドラマには3つの見どころがあります。ただ、時間がないためこの場では企画書にも書かれていない3つ目の見どころをお伝えします」と。市野Pは連ドラ初主演となる新川優愛さんを始めとするキャストたちの演技の魅力を紹介。
新川さんの清らかな涙、伊藤沙莉さんの豊かなリアクションや表情、さとうほなみさんの気合い、40代の酒井美紀さんだからこそ青春ドラマで言うセリフのリアリティ、加藤雅也さんのセリフを言ったあとの余韻。ドラマらしいドラマを届けたいと語る市野Pはキャスト陣の熱のある演技こそ大きな見どころと語り、「ドラマでしか表現できない真実を感じてください」とも語りました。
新川さんは自分というものをしっかり持ち、芯のある木崎瑠美役について、「自分にはない部分。瑠美から刺激を受けつつ、少しでも近づけたら」とコメント。瑠美の親友、山田千夏を演じる伊藤さんは「千夏を演じるのは私にとって挑戦です」と。これまで個性的な役を演じることが多かったという伊藤さんはまっすぐでピュアな千夏の良さをしっかり演じたいと語り、「良い人は、どうでもいい人になりがち。千夏がそうならないよう頑張っています」と意気込みを。酒井さんは「この年齢で学生役を演じるなんて」と笑顔で。一方で、「同級生役のみんなのキャピキャピしたところは、もうないと実感しています」との自虐コメントには新川さんがすかさず「そんなことないです!」と。新川さんによると、同級生役のメンバーが集まり休憩していたときのこと。みながダンスを踊り始めると、酒井さんも楽しげに加わりダンスを披露したそうです。さとうさんは、“ほな・いこか”名義で人気バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーとしても活躍中。アーティストとしてはセルフプロデュースをいかにするかが大切で、女優としては演じる役の心中を考えることを優先していますとコメント。表現することは一緒ながら、表現するものの違いを教えてくれました。さらに演じる遠野藤香が胸に復讐心を秘めている人物だけに、演じていても辛いです、と本音を語る一幕も。ポスターに登場するメンバーの中、一人だけ黒い羽根を持つ番匠光太郎を演じる加藤雅也さんは「番匠の心中は白いのか、黒いのか。もし黒いならなぜ黒くなってしまったのか、この作品のサイドストーリーとしてぜひ見てください」と挨拶。一方で、「遅い時間の放送なので、更衣室の場面などちょっと何かあるか期待しちゃいますよね?」と笑顔。
現場の様子を聞かれると、伊藤さんが父親役の柳沢慎吾さんとのエピソードを披露。「お噂には聞いていましたが、本当にずっと話していらっしゃいます。話はすべておもしろくて、まるで落語を聞いているよう。出演作『ふぞろいの林檎たち』のことを聞いたら、声色を変え、出演者の皆さんのものまねをして下さいました。ほとんど中井貴一さんしか出てきませんでしたけど」と楽しい雰囲気が伝わる話を聞かせてくれました。
記者の方からドラマの見どころを改めて聞かれ、新川さんは「医療ドラマでありつつ、青春ドラマでもあり、瑠美たちの友情や恋愛の部分も注目して下さい」とアピールしてくれました。
また、その後の囲み会見では…
完成した第1話を見て、新川さんは「数年に及ぶ話なので、最初の頃のシーンはもはや懐かしかったです。千夏があんなに不器用だったんだ」と振り返り、加藤さんは「最近のドラマは丁寧に描きすぎる場合も。この作品は視聴者自身が考える余地のある、ドラマらしいドラマに仕上がってします」と内容に自信を見せました。
瑠美と千夏は、千夏の幼馴染の男性をめぐり微妙な関係になることから、恋愛の部分がどう描かれるか問われると、伊藤さんは「瑠美と千夏は同じラインに並ばないので、そこまで深刻な感じにはならないかも」と、昼の帯ドラマ時代から東海テレビが得意とする、ドロドロ系にはならないと笑顔で語りました。
新川さんは先日、フジ系のバラエティ番組「FNS番組対抗 オールスター春の祭典目利き王決定戦」でかなり年季の入ったくまのプーさんが描かれたタオルを愛用していることを明かしましたが、伊藤さんと加藤さんが毛布を見ての感想を聞かれる一幕も。伊藤さんは「愛情を感じました」、加藤さんは「誰にでも、どんな姿になろうが大切なものはあるはず」とそれぞれに。新川さんは記者に向かって「汚かったって言わせたいんじゃないですか(笑)」とノリよくツッコんでいました。
新川さんと伊藤さんは劇中、ほとんどが看護学校の制服姿で登場することから、着た感想を聞かれると、新川さんは「学園もので学生服をずいぶん着ましたが、これまでの制服とは一味違います。最近は着るのがもはや当たり前になっています」とコメント。加藤さんも「看護学生の制服ってレア感がありますよね。ぜひ見逃さないでほしいです。あ、でも僕は制服フェチじゃありませんから」と笑顔で語ってくれました。

