スペイン協会 活動内容 -2024年度-

2024年4月

会報第149号(全4頁)カラーで発行

2024年6月

名古屋スペイン協会2024年度総会、第1回例会開催

(名古屋観光ホテル 6月20日)
2024年度の総会終了後、会報でお馴染みの料理研究家・渡辺万里さんをお招きし、トークショーを開催しました。テーマは「女性シェフたちから見るスペイン料理」。渡辺さんが親しく触れ合ってきた4人の女性シェフを紹介しながら、バスク・ガリシア・カタルニア地方の食文化の魅力やスペイン料理の原点などをお話しいただきました。なかでも、伝説のレストラン「エル・ブジ」の歴史については、スペイン料理に造詣の深い会員の方々にも興味深い内容でした。
その後、スペイン協会の田中敬一さんの乾杯でパーティーは始まり、スペイン料理とスペインワインを堪能しながら、盛況のうちに終了となりました。

2024年7月

会報第150号(全4頁)全面カラーで発行

2024年9月

名古屋スペイン協会2024年度第2回例会開催

(ビストロ「VOLLON」 9月19日)
毎年大好評のタパスパーティー「Fiesta de Tapas!」が、9月19日の18時から、新栄にオープンしたばかりの大型ビストロ&ベーカリー「VOLLON」で開催されました。今回のパーティーはスペイン料理の巨匠“ジョセップ・バラオナ・ビニェス”シェフと、かつて東京のスペインレストラン「BIKINI」でバラオナ氏に仕え、現在は「VOLLON」のシェフの仲野智博さんの共演となりました。
今回、初めて例会の会場となった「VOLLON」は、重厚感漂う真っ白な外観と全面ガラス張りの建物で、パリのビストロを思わせる雰囲気でした。エントランスを入るといきなり想像を超える大規模のオープンキッチンが目に飛び込んできました。キッチンの天井は2階までの吹き抜けとなっており、開放感が抜群でした。客席はキッチンを見下ろす2階に配置され、シェフたちが息のあった動きで料理を盛り付けていく過程は、本当に劇場でパフォーマンスを見ているかのような臨場感がありました。
オープニングは、バラオナシェフと仲野シェフの挨拶、そしてカヴァの乾杯でスタート。料理は、モンサンミッシェルのムール貝やチョリソーのコロッケなど6種のピンチョスから始まり、ポルチーニとマッシュルームの冷製スープ、イカ墨のメロッソ(スペイン風雑炊)と続き、最後は、イベリコ豚ロースと鴨肉と和牛ランプのロティ、7種のピンチョスデザートと、次々に供されるタパスに感嘆の声が上がりました。最後に豪華プレゼント抽選会が行われ、バラオナシェフの料理レシピの本や「VOLLON」の自家製パンの詰合せなどが贈られました。パーティーは予定の2時間を超えるほどの盛り上がりを見せ、素晴らしい時間を提供してくれた両シェフには惜しみない拍手が送られました。