01 安達祐実さん(山田紅子・清瀬凛子役)4月5日(月)更新

――やりがいを感じる役柄
 東海テレビの昼ドラというと、やはり“ドロドロ”のイメージがありましたが、このドラマは単なる愛憎劇ではなく、登場人物それぞれの思惑があり、「これはすごく面白いな」と素直に思えて、出演させていただくことを決めました。

一人二役という役柄にも非常にやりがいを感じましたね。凛子と紅子は繋がっている部分がとてもあるのですが、表面上は正反対の二人。そういう女性二役をひとつのドラマで見せられるというのは、とても有り難く思っています。
――凛子と紅子の強さ
 伯爵令嬢である凛子は純粋で、かわいらしい女性。ある意味世間をあまり見ないで育ってきています。でも責任感はとても強く、自分の置かれている立場ややらなくてはいけないことを深く理解しています。だからこそ芯は強い女性ですね。生まれた時から清瀬家を守らなければいけないと育てられたとしたら、相当その気持ちは強く持っていて当然なのかもしれません。

一方紅子は野性的で、態度もがさつで、ハングリー精神のある強い女性です。本当は深く傷ついていても、ただ傷つくだけは終わらない底力を持っています。凛子として清瀬家に入ってから紅子に襲いかかる出来事は、本当にひどいことばかりなのですが、相当の決意をして清瀬家に入ったと思うので、「これじゃあ、へこたれないよ」という紅子の強さを見せていきたいと思っています。

 でも紅子は、実はものすごく優しい女性。そんな紅子の本心が見えるのが妹の藍子ちゃんと接している時ですが、実際に藍子ちゃんを目の前にして演じてみると、台本を読んでいた時よりもどんどん愛情が沸いてきました。とってもかわいいのです。私にも弟がいるので、「何があっても妹だけは守る」という紅子の気持ちはとてもよくわかります。
――二役を同時に演じる難しさ
 ひとつのドラマの中で二役を演じたことは、これまで3回ほどあるのですが、今回のような二役というのは初めてです。紅子と凛子が二人で会話をするというシーンは、実際に演じてみると難しかったですね。凛子役を演じている時は、「紅子の時の自分はこのぐらいのペースで言っていたから、これくらい間を取って次のセリフを言い出さなきゃ」など、役の気持ち以外に考えなければならないことがあり、これでいいのかどうか自分ではなかなか判断がつきませんでした。

 でも撮影が進むにつれて、紅子の衣装を着ると自然と紅子の気持ちに、凛子の衣装を着ると自然と凛子の気持ちに、切り替えられることがわかってきました。ただ、紅子が凛子の格好をしている時は、なんだか中身と外見がしっくりこなくて、つい言葉遣いが丁寧になってしまったり、まだ慣れませんね。ワンシーンの中に紅子が素を出す時と凛子に成りすましている時があるので、歩き方の違いをどうするのかなど、まだまだ模索中です。ワンシーンワンシーンを力の限り一生懸命やりたいと思っています。
――熱意や情熱がみなぎっている作品に!
凛子のような女の子はかわいらしくて憧れますが、自分に近いのは間違いなく紅子です(笑)。どんな状況になろうとも、そのきっかけは誰かの、もしくは何かの意思や偶然などで起きたとしても、最終的に選ぶのは自分だということは、人生の中でとても大事なことだと思っているので、そういう風に潔く道を選んでいく紅子はかっこいいなと思います。私もいかなる時でも自分で選んで生きていきたいですね。

鳥羽さんとは今回で3度目の共演ですが、つかみどころがなくて不思議な人です(笑)天然で面白い人だなあっていつもはたから見ています。木下さんとは今回初めてですが、一緒にいて楽しい気持ちになりますね。麗華はしたたかで嫌な女に見えるけれど、これだけ真彦のことを「好き、好き」って言っている麗華のことを、紅子もだんだん愛着を持つようになるのですが、木下さんが麗華を演じているとそんな紅子の気持ちに共感できます。

 今後紅子は凛子の姿だけでなく、様々な格好に扮装していくので、色々な顔を見てもらえるなんて本当にうれしく思っています。皆さんにはそんな紅子の七変化も楽しんで見ていただきたいですね。スタッフも私たち出演者も、「すごいドラマになればいいな」と願いながら毎日撮影していますので、そんな私たちの熱意や情熱がみなぎっている作品にしたいと思っています!
安達祐実オフィシャルサイト
http://www.sunmusic.org/yumi/

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