海老原 斎(床嶋 佳子)

 大学の演劇部の先輩で早稲田の古書店・茫乎堂の跡取り息子、埴生郷治と結婚するが夫婦仲は冷え切っている。姑・幹子との折り合いも悪く、中学生になる娘・美亜を残して婚家を飛び出し、実家である海老原家に身を寄せる。そんな中、本を万引きしようとした青年・志田元春と関係を持ち“女”としての感情を取り戻す。さらに初恋の人・国友と瓜二つの薦田潮と出会い、激しく惹かれ合い、愛するようになる。自分の愛した人が不遇の死を遂げてしまうトラウマを持ちながら年下男性との恋に溺れていく。