愛知県の春日井市消防本部で19日夕方、119番通報で救急車の要請を受けた指令員が出動先を誤って指示し、到着がおよそ8分遅れたことがわかりました。 救急搬送された男性は死亡したということです。

 春日井市消防本部によりますと、19日午後5時すぎ春日井市の集合住宅で「同居する男性(50代)が倒れていて意識がない」と女性から119番通報がありましたが、指令室の男性隊員が場所を誤って指示したということです。

 男性隊員は、通報を受けた集合住宅の隣にある同じ名前で別の集合住宅と間違えて指令を出していて、出動した救急隊員が住民から間違いを指摘されて気付きました。119番通報を受けた住宅にはそれから8分後に到着したということです。

 男性は救急隊員が到着した時にはすでに心肺停止の状態で、市内の病院に搬送されましたがまもなく死亡が確認されました。

指令室の男性隊員は、「心肺停止が疑われる通報内容で心肺蘇生法の口頭指導を急いでしまい現場の確認が不十分だった」と話しているということです。

 春日井市消防本部は「今回の事案を厳粛に受け止め深くお詫びする。今後、確認を徹底する」としています。
(最終更新:2020/05/21 16:12)