新型コロナウイルスの感染が、東海地方のサッカー界にも広がりました。

 J1リーグは7月4日に再開が決まりましたが、名古屋グランパスのストライカーで、元日本代表の金崎夢生選手に2日、感染が確認されました。

 2日、豊田市が三重県の「サービス業」の男性と発表した新型コロナウイルスの感染者が、実は…。

名古屋グランパスエイト・小西社長(2日夜のZoom会見):
「トップチーム選手の新型コロナウイルス感染症の陽性判定について、この選手というのは金崎夢生でございます」

 今年3月、名古屋グランパスに復帰した元日本代表の金崎夢生選手。三重県出身で、2010年にはグランパスのJ1初優勝にも貢献しました。

 その後、海外のクラブやサガン鳥栖などを経て、レンタル移籍で戻ってきたばかりでした。新型コロナウイルス感染を警戒して、4月にモニター越しで行われた記者会見では…。

金崎選手(今年4月):
「こういう形でもう一度このユニフォームを着て、この場所で、このピッチでプレーができるのは、改めて幸せを感じます」

 8年ぶりのグランパス復帰に、意気込みを語っていました。

 選手も、距離をとって練習をしたり。取材陣もソーシャルディスタンスをとるなど、感染対策に気を遣っていた名古屋グランパス。

 金崎選手は、5月20日に再開されたグループ練習に参加しましたが、29日の練習後に38.5度の発熱と、頭痛や倦怠感を訴え、6月1日朝、再び38度の発熱。

PCR検査をうけ、2日、陽性が確認されました。

 現在、金崎選手は愛知県内の病院に入院していて、症状は軽いということです。

グランパスエイト・小西社長(2日夜のZoom会見):
「現在のところ、当該選手以外の選手・スタッフで、新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等がある者はおりません。しっかりと3密を避けるべく、濃厚接触がないようなトレーニングがされていたと、私は認識しております」

 金崎選手の感染を受けて、街の人は…。

街の人:
「グランパスは応援しているので、もっと良いニュースで活躍してもらいたかったなと思います」

 グランパスのサポーター歴15年という居酒屋の店主も、金崎選手のコロナ感染に驚いたといいます。

ファン歴15年の居酒屋店主:
「昨日のニュースを見た時には、『えっ!?』って思っちゃって。もともとグランパスにいた金崎さんが名古屋に戻ってきて、期待もしていたところだったので」

 ただ、7月のJリーグの再開を心待ちに、応援する準備は進めています。

ファン歴15年の居酒屋店主:
「J1の中でも、上位を狙ってもらう原動力になってくれればなと思います」

 グランパスは、「できるタイミングで練習を再開したい」としていて、7月4日のリーグ再開には「影響はでない」としています。